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2021年9月25日土曜日

上海見物で蘇った台風14号 西日本横断

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
八房のフジ



台風14号(チャンス)は、2021年9月7日に

フィリピンの東方海上で発生。

(N16.00,E136.10)

中心気圧1000hpa,中心付近の最大風速18m/s、

最大瞬間風速25m/s、西北西に15Km/h。

10日には、中心気圧が935hPa、中心付近の

最大風速55m/s、瞬間最大風速75m/sに

発達し、西北西に進む。

11日には、急速に発達し中心気圧905hpa、

中心付近の最大風速60m/s、瞬間最大風速

85m/sの勢力を備えた猛烈な台風となって、

進路を北に、石垣島の南西約230kmに達した。

13日には東シナ海にあって、中心気圧が

前日の935hpaから、960hpaに下がり、中心

付近の最大風速40m/s、最大瞬間風速60m/sの

強い台風となってほとんど動かずに停滞。

15日から16日にかけても、五島市の西南西

約420kmにあって、ほとんど停滞し、中心

気圧が990hPa、中心付近の最大風速は

25m/sとなり、この後、ゆっくりと北西に

進んで九州北部に接近し、熱帯低気圧に

変わると予測されていた。

16日になって、対馬海峡付近で温帯低気圧に

変わる予想でしたが、台風のまま九州北部から

西日本に接近する予測に変わった。

16日午前9時の段階で中心気圧は990hpa、

最大風速は25m/sの勢力であったが、東シナ

海周辺の海水温度が高いため、ここまま勢力を

維持、或いは再度発達する予測に変更された。

17日15時現在、長崎県平戸市北西約40Kmに

あって東北東に進み、17日夜に福岡県福津市

付近へ上陸した後、18日未明には松山市付近に

再上陸後、四国を横断。

中央構造線に沿うように東進し18日午前6時

過ぎ、和歌山県有田市付近に再上陸し、8時

には尾鷲市付近で、東へ毎時45kmで進む。

中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は

20m/sで、台風のまま太平洋に出て東進。

18日午後に、関東沖で熱帯低気圧になった。

九州北部から紀伊半島へと西日本を横断したが

暴風雨による大きな洪水や土石流などの

被害は発生しなかった。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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