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2021年9月18日土曜日

9月中旬 第5波減衰が明らかに 次の主役は

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



政府は、9月12日が期限であった緊急事態宣言

蔓延防止等重点措置適用期間を9月30日まで延長。

9月中旬、日本国内の新規感染者数拡大の勢いも

全国規模で弱まり、減少傾向が明らかに。

9月10日の金曜日と翌土曜日は、1万人台から

8800人台に減少した後、週明けの火曜日の

14日は6000人台にまで下がった。

東京都でも、10日の金曜日には1242人と前の

週の金曜日から半減、19日連続で前の週の同じ

曜日を下回り、週明けの14日に火曜日には、

新規感染者数が1004人と23日連続で前の週の

同じ曜日を下回り、減少傾向が明確になった。

デルタ株の占める比率が、各地で8割を超えて

きていることが、感染拡大の勢いが弱まった

要因の一つだろう。

第5波は、デルタ株と共に収束に向かうとしても

次に、新たな敵兵が隙を狙っている。

WHOが「注意すべき変異株=VOI」として

指定している変異株は5種類ある。

▽「ミュー株

2020年12月にイギリスで最初に確認

▽「イータ株」

2020年12月にイギリスで最初に確認。

▽「イオタ株」

米 ニューヨークで見つかった変異ウイルス。

▽「カッパ株」

インドで見つかった変異ウイルスで

「デルタ株」と同様に「L452R」の変異がある。

▽「ラムダ株」

ペルーで最初に報告された変異ウイルス。

WHOによりますと、2021年6月15日時点で

29の国や地域から報告されており、特に

ペルーやチリなど南米で感染が拡大。

注目すべき変異株に指定されている[ミュー株]が

2021年6月26日にUAEから成田空港に到着した

40代の女性と7月5日にイギリスから羽田空港に

到着した50代の女性の2人の感染を確認。

ミュー株が、国内で確認されたのは初めてで、

ワクチンの効果に影響を与える可能性があると

指摘されており、1月にコロンビアで初めて

確認されて以降、30ヶ国以上で確認されている。

また、厚生労働省が2020年12月以降、国内の

検疫所で新型コロナウイルスの検査を受けて

陽性となった18人が、「イータ株」に感染して

いたことが判明。

既に、国内で相当の範囲で、秘かに感染が

広がっていることは明らかだ。

ミュー株やイータ株などが、新たな感染拡大を

引き起す変異株として登場する可能性もある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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