政府は、9月12日が期限であった緊急事態宣言と
蔓延防止等重点措置適用期間を9月30日まで延長。
9月中旬、日本国内の新規感染者数拡大の勢いも
全国規模で弱まり、減少傾向が明らかに。
9月10日の金曜日と翌土曜日は、1万人台から
8800人台に減少した後、週明けの火曜日の
14日は6000人台にまで下がった。
東京都でも、10日の金曜日には1242人と前の
週の金曜日から半減、19日連続で前の週の同じ
曜日を下回り、週明けの14日に火曜日には、
新規感染者数が1004人と23日連続で前の週の
同じ曜日を下回り、減少傾向が明確になった。
デルタ株の占める比率が、各地で8割を超えて
きていることが、感染拡大の勢いが弱まった
要因の一つだろう。
第5波は、デルタ株と共に収束に向かうとしても
次に、新たな敵兵が隙を狙っている。
WHOが「注意すべき変異株=VOI」として
指定している変異株は5種類ある。
▽「ミュー株」
2020年12月にイギリスで最初に確認
▽「イータ株」
2020年12月にイギリスで最初に確認。
▽「イオタ株」
米 ニューヨークで見つかった変異ウイルス。
▽「カッパ株」
インドで見つかった変異ウイルスで
「デルタ株」と同様に「L452R」の変異がある。
▽「ラムダ株」
ペルーで最初に報告された変異ウイルス。
WHOによりますと、2021年6月15日時点で
29の国や地域から報告されており、特に
ペルーやチリなど南米で感染が拡大。
注目すべき変異株に指定されている[ミュー株]が
2021年6月26日にUAEから成田空港に到着した
40代の女性と7月5日にイギリスから羽田空港に
到着した50代の女性の2人の感染を確認。
ミュー株が、国内で確認されたのは初めてで、
ワクチンの効果に影響を与える可能性があると
指摘されており、1月にコロンビアで初めて
確認されて以降、30ヶ国以上で確認されている。
また、厚生労働省が2020年12月以降、国内の
検疫所で新型コロナウイルスの検査を受けて
陽性となった18人が、「イータ株」に感染して
いたことが判明。
既に、国内で相当の範囲で、秘かに感染が
広がっていることは明らかだ。
ミュー株やイータ株などが、新たな感染拡大を
引き起す変異株として登場する可能性もある。
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