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2021年9月4日土曜日

2021年 今度は米西部でバッタが大発生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
 朝の公園< 母子鹿br>


2020年4月、国連はアフリカ東部エチオピア

バッタが大量発生し、20万ヘクタールに及ぶ

農地が被害を受け、およそ100万人が緊急食糧

援助を必要とする事態となったと発表した。

この、サバクトビバッタの大群は、その後

海を渡りパキスタンからインドまで進出した。

まだ、夏には中国南部でも、バッタの大量

発生による蝗害が発生している。

アメリカ東部では、2021年5〜6月に、17年

周期で大量発生するセミによる被害が発生した。

今度は、西部のユタ州やワイオミング州、

モンタナ州などでバッタが大量発生した。

殺虫剤を大量散布する駆除方法も提唱されては

いるが、生態系を破壊する恐れがあるとして、

環境活動家から反対の声が上がっている。

では、どうすればいいのか。

バッタは、幼虫の時は1日に自分の体重より

重い重量をたべる大食いだという。

このため、1m2当りで18匹を超えると、被害が

大きくなるが、今年は50~60匹になった地域も。

また、大食いのバッタは食べるスピードも早く

家畜より遥かに大量に食べるという。

駆除方法として、バッタは非常に移動性が

高いから、広大な地域にくまなく薬剤を散布

しなくても、自ら散布エリアに行って毒を

食べて死ぬから、所々に区分して農薬散布を

行う方法を推奨している。

このバッタの大群は、いつごろから出現した

のか知る証拠に、モンタナ州の高山の[グラス

ホッパー氷河]からバッタが見つかっている

ので、何百年も前にロッキー山脈付近で大発生

したバッタで、風に乗って氷河上で凍死した

ことが判るという。

生物学者は、バッタが絶滅したら大型哺乳類が

絶滅する場合よりも、草原地帯の生態系に

与える影響は大きいと思うとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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