2020年3月、乗員が4000人ほどの米原子力
空母セオドア・ルーズベルトで数十人ほどの
新型コロナウィルスの陽性者が出て、艦長が
緊急支援を要請する事態が発生した。
太平洋航行中の集団感染発生のため、乗組員
1200人以上が感染し、このうち1人が死亡。
グアムで感染者の隔離や船内の消毒に追われ、
およそ2ヶ月間にわたり、事実上の活動停止を
余儀なくされる事態となった。
2021年7月には、今度はソマリアのシブチに
派遣されていた韓国海軍の駆逐艦で乗組員の
82%に当たる247人が感染する集団感染が発生。
2月に、韓国を出港していたため、寄港地の
シブチで感染したと推定される。
米国バイデン政権は、韓国軍将兵向けとして
ワクチン101万名分を5月に無料で送っていた。
ワクチンは、1回だけ接種するヤンセン製。
だが、政府はワクチンを派遣中の兵員には
送らず、無防備状態であったため、艦内で
クラスター発生を招き、全員が退艦する不名誉
極まりない事態を招いたと非難が殺到。
韓国軍は、7月中旬、コロナ艦となった駆逐艦
[文武大王]の乗員輸送のために輸送機を派遣。
3密の条件が揃う船舶内は、最も危険な場所
だが、横浜のプリンセス号事件以降、中止
されていたクルーズ船運航も、厳格な衛生や
行動の管理規定を設けて、2021年夏ごろから
世界各地の運航会社が再開し始めている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿