厚生労働省は、2023年3月13日以降は、マスクの
着用は個人の主体的な選択を尊重し、個人の
判断に委ねるとのお触れを出した。
また、高齢者など重症化リスクの高い方への
感染を防ぐため、医療機関を受診や訪問する時や
高齢者施設などへ訪問する時は着用を推奨。
通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスに
乗車する時も推奨するとした。
蛇足ながら、コロナ感染検査で、陽性となった
人や家族に陽性者が出た時は着用をお願いとした。
習慣づいた着用を止めるには、どこかでけじめを
付ける必要があることなのでこれはこれで良し。
だが、困ったことに、今年の花粉飛散量は、
過去10年間で最大となるとの予報が出された。
環境省の今春の花粉飛散量に影響するスギの
着花量(花粉生産量)を調査結果では、関東や
北陸、近畿、中国地方の23都府県で、過去
10年間の最大値を超える観測値になった。
日本アレルギー学会は、花粉症の70%はスギ
花粉症で、花粉は3月をピークに5月ごろまで
飛散し、ヒノキの植林面積が多い関西地方では
花粉は4月にピークを迎え、6月ごろまで
飛散するとしている。
結局、3月13日以降も花粉症の人はマスクを
外せそうにない日が続く。
ウィルスの場合は、トリやブタ由来のウィルス
では大きさが0.08umからと微小、SARSウイルス
などコロナウィルスは0.12um~0.16um。
インフルエンザウイルスは2um~4umと大きい。
コロナウィルスを遮断するには、0.1umの
大きさの微細粒子を95%以上遮断できるもの
(N95マスク)でない限りウイルス対策には効果が
ないので、日常的に使用して来た不織布マスク
では、ウィルス侵入遮断効果は薄いのだ。
だが、花粉の粒子は3um~5umの大きさなので
不織布マスクで十分対応が可能。
4月から5月まで、まだ2ヶ月間は外せそうにない。
これまで、花粉症には縁がなかったとする人も
今春は飛散量が多いことや加齢と共に花粉症を
発症しやすくなるため、油断は禁物だ。
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