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2023年3月6日月曜日

3月13日からマスク着用は個人の主体的判断で

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ツ ワ ブ キ



厚生労働省は、2023年3月13日以降は、マスクの

着用は個人の主体的な選択を尊重し、個人の

判断に委ねるとのお触れを出した。

また、高齢者など重症化リスクの高い方への

感染を防ぐため、医療機関を受診や訪問する時や

高齢者施設などへ訪問する時は着用を推奨。

通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスに

乗車する時も推奨するとした。 

蛇足ながら、コロナ感染検査で、陽性となった

人や家族に陽性者が出た時は着用をお願いとした。

習慣づいた着用を止めるには、どこかでけじめを

付ける必要があることなのでこれはこれで良し。

だが、困ったことに、今年の花粉飛散量は、

過去10年間で最大となるとの予報が出された。

環境省の今春の花粉飛散量に影響するスギの

着花量(花粉生産量)を調査結果では、関東や

北陸、近畿、中国地方の23都府県で、過去

10年間の最大値を超える観測値になった。

日本アレルギー学会は、花粉症の70%はスギ

花粉症で、花粉は3月をピークに5月ごろまで

飛散し、ヒノキの植林面積が多い関西地方では

花粉は4月にピークを迎え、6月ごろまで

飛散するとしている。

結局、3月13日以降も花粉症の人はマスクを

外せそうにない日が続く。

ウィルスの場合は、トリやブタ由来のウィルス

では大きさが0.08umからと微小、SARSウイルス

などコロナウィルスは0.12um~0.16um。

インフルエンザウイルスは2um~4umと大きい。

コロナウィルスを遮断するには、0.1umの

大きさの微細粒子を95%以上遮断できるもの

(N95マスク)でない限りウイルス対策には効果が

ないので、日常的に使用して来た不織布マスク

では、ウィルス侵入遮断効果は薄いのだ。

だが、花粉の粒子は3um~5umの大きさなので

不織布マスクで十分対応が可能。

4月から5月まで、まだ2ヶ月間は外せそうにない。

これまで、花粉症には縁がなかったとする人も

今春は飛散量が多いことや加齢と共に花粉症を

発症しやすくなるため、油断は禁物だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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