中国の人口は、既に減少が始まっており
2022年には約85万人減少していることが
明らかになった。
国際連合(UN)の人口学者は、現在14億人の
同国の人口が2050年には13億人に減り、
今世紀末には8億人程度になると予測。
国力を支える15~64歳までの生産年齢人口は、
2010年以降ほとんど増加しておらず、他方で
定年退職を迎えた高齢者人口が、総人口に
占める割合は、2010年の9%から前回調査では
13%へと、実に53%も急拡大している。
その結果、2000年には定年退職者1人を約
6.5人で、2010年には約5.5人の現役世代で
支えていたのに対し、現在ではわずか3.5人で
支えるまでになっている。
2030年には2・3人を下回り、低下が進む。
生産年齢人口の減少は、社会保障費のための
拠出金の減少を招き、特に老齢年金拠出額の
減少が深刻となる。
人口減少が加速度的に進んでいる地方政府に
とっては、年金問題は喫緊の課題となる。
中國当局は、60歳以上の人口は35年までに
2億8000万人から4億人以上に増加する見込み。
中国の法定退職年齢は、男性が60歳で、。
ホワイトカラーの女性が55歳、工場で働く
女性は50歳と世界との比較では低い年齢だ。
当局は、これを5年ほど引き上げる計画の
ようだが、国民の反発が強く、未だ正式な
法定退職年齢の発表もされていない。
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