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2023年3月24日金曜日

中國 対内直接投資73%減 アップルも逃避

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
奈 良 国 立 博 物 館



中国は、2022年下半期の対内直接投資が

73%減と大幅な落込みになった。

資本流入減は、同時に技術革新を停滞させる

ことにも繋がるため、危機に直面することに。

中国国家外貨管理局が発表する国際収支統計に

よれば、外国企業が中国で工場建設などに

投じた対内直接投資は、2020年7〜12月から

22年1〜6月までは、平均で1600億ドルを

超えていたのが、22年7〜12月には425億ドルに

まで73%も減少した。

これに対し、中国企業による対外直接投資は

842億ドルと21%増と、国内に入ってくる

資金を417億ドル上回り、5年半ぶりに流出

超過となった。

鄭州で生産停止にまで追い込まれたアップルは

早々に、ベトナムへの生産拠点移動に着手。

撤廃したとはいえ、ゼロコロナ政策による

混乱を経験した外資は、続々と生産拠点を

ベトナムやタイ、インドなどへ移している。

加えて、IT企業など先端的な産業に対する

習近平の締め付け姿勢の強化方針を見て、

中国の国内産業も、生産拠点をベトナム

などに移す動きが加速しているという。

ベトナムでは、22年の外国企業による直接

投資(認可件数ベース)が15%増えたという。

中国を重点投資先として来たサムスン電子も

ベトナムに研究開発センターを開設し、

中国に代わる生産基地とする動きを加速。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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