中国は、2022年下半期の対内直接投資が
73%減と大幅な落込みになった。
資本流入減は、同時に技術革新を停滞させる
ことにも繋がるため、危機に直面することに。
中国国家外貨管理局が発表する国際収支統計に
よれば、外国企業が中国で工場建設などに
投じた対内直接投資は、2020年7〜12月から
22年1〜6月までは、平均で1600億ドルを
超えていたのが、22年7〜12月には425億ドルに
まで73%も減少した。
これに対し、中国企業による対外直接投資は
842億ドルと21%増と、国内に入ってくる
資金を417億ドル上回り、5年半ぶりに流出
超過となった。
鄭州で生産停止にまで追い込まれたアップルは
早々に、ベトナムへの生産拠点移動に着手。
撤廃したとはいえ、ゼロコロナ政策による
混乱を経験した外資は、続々と生産拠点を
ベトナムやタイ、インドなどへ移している。
加えて、IT企業など先端的な産業に対する
習近平の締め付け姿勢の強化方針を見て、
中国の国内産業も、生産拠点をベトナム
などに移す動きが加速しているという。
ベトナムでは、22年の外国企業による直接
投資(認可件数ベース)が15%増えたという。
中国を重点投資先として来たサムスン電子も
ベトナムに研究開発センターを開設し、
中国に代わる生産基地とする動きを加速。
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