ウクライナ侵略開始から1年が経過し、引くに
引かれぬロシア、今ではプーチン後が世界の
話題になる始末。
3月初めに開かれた主要20ヶ国・地域(G20)の
外相会議に出席したロシアのラブロフ外相が、
[ご存じのように我々は戦争を止めようとして
いる。この戦争はウクライナ国民を利用して
我々に仕向けられた]などと口にして、失笑を
買うほど責任転嫁をして、強がりの虚勢を
張らねばならぬほどに。
プーチンがクーデターで追いやられるか、
暗殺されるかは兎も角、ロシア政権内では
後釜を狙う権力争いが激化しているとの
報道が絶えない。
一時は、目がないとされたメドベージェフが
復活して有力視されるなど、ネコの目の様だ。
現在のロシア連邦は、89の構成主体である、
21の共和国、6つの地方、2つの連邦直轄都市
(モスクワとサンクトペテルブルグ)、49の州、
1つの自治州と10の自治管区によって構成。
米国のロシア問題専門家は、プーチン後には
[熾烈な権力闘争]が起き、[中央集権制が崩壊し、
ロシア連邦が分裂する]可能性が高いと指摘。
プーチン自身も、安全保障会議の副議長との
会談で、ロシアが滅びれば内戦が勃発し、
ロシアの存続は覚束ないことを危惧しており
プーチン後の重大な危機を恐れているという。
既に、過去に独立を宣言し、認められずに
ロシア連邦に閉じ込めらている共和国も数多い。
チェチェン・イチケリア共和国やロシアの
面積の四分の一ほども占める広大な面積を持ち
地方行政単位としては、世界最大の共和国の
サハ共和国。
その他、耳にしたことのないカルムイク共和国、
バシコルトスタン共和国など数多く存在する。
専門家は、ロシア連邦が崩壊した場合、ばら
ばらになって、20の国家が誕生する可能性が
あるとの予測も出している。
その結果、クレムリンのあるロシアは、弱小
国家に転落し、中国の属国となるとの話まで。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿