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備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ム ラ サ キ シ キ ブ
1990年7月16日に、フィリピンのルソン島
バギオを震源とするM7・8のバギオ大地震
(フィリピン地震)が発生した。
1991年6月、およそ400年ぶりにピナツボ火山が
大噴火し、周辺地域では火砕流と火山灰に加え、
火山堆積物が雨水で火山泥流が発生が発生。
田畑、集落、街を埋没させ、数千戸の家屋が
倒壊するなど周辺の5州におよび、死者847名、
行方不明者23名、被害者総数120万人に達した。
1960年5月22日に、チリ中部の都市バルディビア
近海を震源として発生した観測史上世界最大級の
地震のチリ地震では、M9・5を記録した。
チリ中部のビオビオ州からアイセン州北部に
かけての近海、長さ約1,000 km・幅200 kmの
領域を震源域として発生した。
この地震の38時間後に、コルドン・カウジェ山が
噴火したのを始め、1年以内に4つの火山が
地震に誘発されて噴火している。
2日後 - コルドン・カウジェ山 (VEI : 3)
49日後 - ペテロア山 (VEI : 1)
54日後 - トゥプンガティト山 (VEI : 2)
7ヶ月後 - カルブコ山 (VEI : 3)
(VEI:噴火の大きさ)
2004年12月26日、スマトラ島沖のインド洋で
発生したM9・1-9・3のスマトラ島沖地震のあと、
2010年10月25日に再びスマトラ島沖を震源と
したM7・7の地震では、翌日にジャワ島中部に
ある標高約3000mのムラピ山が噴火。
発生した火砕流などでおよそ30人が死亡。
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コ ス モ ス
世界には、およそ1500座の火山が存在し、
うち110座が日本国内に存在する。
この火山が大地震に誘発されて噴火すると
して、最も恐れられているのが富士山。
宝永4年10月4日(1707年10月28日)に、南海
トラフを震源とする宝永地震(推定M8・6~9・3)の
大地震が発生した49日後の宝永4年11月23日
(1707年12月16日)に富士山が噴火した。
大量の火山灰を噴出し、江戸の町にも降灰。
宝永地震の翌日に、富士宮付近を震源とする
強い地震(宝永富士宮地震)があり、11月10日
ごろから地響きや山鳴りが始まったという。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震後の
3月15日22時31分46秒頃 静岡県東部を震源と
する地震M6・4、最大震度6強の地震が発生した。
火山噴火予知連絡会では、この地震の震源の
中心が、富士山の山頂から南4km、深さ
約15kmで、マグマだまりのすぐ上であった
ことから、富士山の噴火に結び付かなかった
のが不思議だったと述べている。
また、20世紀半ば以降のM9を超える5つの
地震すべてで、火山の噴火が例外なく誘発
されていると指摘している。
平安時代の貞観11年5月26日(869年7月13日)に、
三陸沖を震源とする推定M8・3の貞観地震が発生。
平安時代は、富士山の火山活動は活発だったと
されているが、864年(貞観6年)の貞観噴火では、
大量の溶岩が噴出した。
流れ出た大量の溶岩は[青木ヶ原溶岩]と呼ばれ、
青木ヶ原樹海形成の源となった。
また、富士五湖は噴火当時には四湖であったが
そのうちの[せのうみ]と呼ばれていた巨大な
湖を分断し、精進湖と西湖が出来て富士五湖に。
貞観地震の前後には、さらに新島や神津島、
伊豆大島、三宅島、新潟焼岳、鳥海山、
阿蘇山なども、わずか20〜30年の間にできた。
北海道東部沖の千島海溝では、M8クラスの
大地震が約70年程度の繰り返し間隔で発生
しているが,17世紀にはより大規模な地震が
発生したことが,津波堆積物調査から明らかに
されているが、この時の巨大地震に誘発されて
北海道南西部の3火山,駒ヶ岳(1640年と
1694年) , 有珠山(1663年),樽前山(1667と
1739 )が短期間に一斉に噴火している.
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酔 芙 蓉
戦時中の1944年12月7日1時36分に発生した、
M7・9の昭和東南海地震では、三重県尾鷲市で
最大9mに及んだ津波により、推定1,223名の
死者・行方不明者が地震に関する詳細な
報告は出されなかった。
*三河地震:37日後の1945年1月13日午前3時
38分、愛知県東部の三河湾を震源として、
M6・8の三河地震が発生した。
三河地震の被害は、死者2,306人、行方不明者
1,126人、家屋の全壊7,221戸、半壊1万6,555戸。
昭和東南海地震よりも多くの死者が出た。
震源は、深溝断層と横須賀断層と呼ばれる
活断層の三河湾湾内に伸びる深溝断層の
中央構造線に接近する南端付近。
1854年12月23日に発生した南海トラフ地震の
M8・.4の安政東海地震では、
*安政江戸地震:11ヶ月後の1855年11月
11日に発生した7・0~7・1の南関東直下地震。
*飛越地震: 4年半後の1858年4月9日に
富山・岐阜県境の跡津川断層を震源とした
M7・0~7・1の地震。
信濃大町地震:同年4月23日に信濃北西部を
震源としたM 5・7の地震。
*豊予海峡地震:12月26日午前9時~10時ごろ、
豊予海峡を震源とするM7・4の地震。
2024年4月17日23時14分頃、豊後水道の
豊予海峡で発生したM6・6の地震は、安政の
豊予海峡地震と同じ震源だとする指摘がある。
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ヤ ナ ギ バ ル イ ラ ソ ウ
地震が発生すると、振動が地殻を伝わり
各所の断層を刺激する。
溜っている歪のバランスが崩れると断層が
ずれて地震を誘発させる。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖
地震では、日本の本土の各所で地震を誘発。
専門家が、この地震で誘発された地震として、
*長野県北部地震:翌3月12日3時59分ごろ、
長野県北部と新潟県との県境近くを震源と
するM6・7、最大震度6強の地震。
長野県北部ではその後も、同日中に震度5弱~
6弱の地震が3回発生し、栄村で死者や負傷者が
出たほか、全半壊家屋が200棟を超えた。
*静岡県東部の地震:3月15日22時31分
静岡県東部でM6・4、最大震度6強の地震。
静岡県東部の富士宮市で最大震度6強を観測。
震源が富士山であったために、宝永の南海
トラフ地震に富士山が噴火した際と同様に
富士山が噴火するのではとの緊張に包まれた。
*茨城県北部の地震:活断層の活動により
2011年3月19日にM6・1の地震。
2016年12月28日にも、同じ活断層を震源と
するM6・3の地震が発生。
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キ ス ゲ
地球上には、毎日数百万個の宇宙からやって
来た流星が降り注いでおり、うち10個から
50個が隕石として地上に落ちているという。
2013年2月15日に、ロシアのチェリャビンスク
州に斜め方向で落下した隕石は、NASA の
解析では地上から15kmから25kmの地点で
爆発分裂して巨大な衝撃波が発生した。
このため、隕石の落下方向に、およそ180Kmの
距離にわたり、発生した衝撃波が原因で
4500棟近い建物の窓が破損するなどの大きな
被害が出たが、死者はでなかった。
この隕石の大きさは直径約17mだったとされる。
もし、100m級の小惑星が、欧州などの人口
密度の高い地域に落下したら、大きな被害が
発生していたか、想像を絶する。
NASAによれば、2029年4月13日の金曜日、
直径約335mの小惑星のアポフィスが地球に
最接近し、肉眼でも見える距離をかすめる。
もし、アポフィスが他の天体と衝突して
軌道が変わり、地球に衝突する可能性がある。
宇宙機を打上げて、小惑星に衝突させて、
軌道を変えさせる実験には成功しているが
これには、事前に天体に向けて宇宙機を
打上げて、飛行させる時間が必要になる。
だが、アポフィスの軌道が、太陽に大変近い
軌道を取っているため、かなり近づかないと
観測が出来ないとされている。
アポフィスの観測が可能な位置になり、
軌道が確認出来るのは2027年になるという。
この時から、29年の最接近までに衝突を
避けるための宇宙機打ち上げなどの対応を
するには時間的な余裕がないという。
科学者たちは、衝突を回避するには何が
出来るかを必死に検討を重ねているとされる。
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ハ ギ
10月12日、紫金山・アトラス彗星が地球に
最接近(約7100万万Km)し、肉眼でも見くことが
可能との報道で一気に盛り上がった。
国内の天気に恵まれた空気の澄んだ北方の
地域では奇麗な尾を引く彗星が確認された。
紫金山・アトラス彗星は、2023年1月に発見
された彗星で、12日以降は遠ざかって行く
ために、10月下旬以降は徐々に暗くなるという。
世界では1日に数百万個の流星が地球に降り
注いでおり、そのうち10個から50個は隕石と
して地表や海に到達していると推定されている。
数多くの地球表面に到達する天体の中で
落下する前に、宇宙空間で存在とルートを
補足して、地球に衝突する可能性のある
[小惑星]だと確認されることはほどんどない。
2024年9月に、事前に地上落下が予測された
推定直径約1mの小惑星[2024 RW1]は、9月
4日の発見直後に落下の可能性が高いことが
報告され、約11時間後の9月5日1時39分に、
予測された地点であるフィリピン海に落下。
小惑星が地球大気圏に突入する前に、宇宙
空間で発見され、衝突することが予測された
のは、観測史上9例目とされる。
地球上から、接近してくる小惑星を発見する
には、大体視等級にして20等級が必要だという。
だが、直径数mの小惑星が、地球上から確認
できる視等級の20等級に達するのは、条件が
良くても地球に衝突の24時間前を切っている。
発見の条件としては、昼間は難しく暗い夜間
のみが発見が可能となる。
それでも、観測技術の向上に伴い、小惑星の
落下の事前予測できる頻度も段々と増している。
2024 RW1と同じくらいの、直径1mの小惑星の
落下は、2週間に1回程度発生しているとされる。
衝突すれば文明の存続が危うくなるほどの
災害をもたらす危険な直径が1kmを越える
小惑星の落下は、少なくとも今後1000年間は
無いとのシュミレーション結果がある。
だが、直径10~100mという中程度の大きさの
小惑星は、地球の文明を滅ぼすほどの災害には
ならないものの、落下場所によっては大きな
災害を引起す。
2013年に、ロシアのチェリャビンスク州で
発生した隕石災害は、直径約17mの小惑星の
落下によるものだった。
1908年6月30日に、ロシアのシベリア、エニ
セイ川支流のツングースカ川上流で発生した
大爆発は、大きさが最大70mの隕石(小惑星)の
爆発によるものだとされる。
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桔梗
今年夏ごろから、マイコプラズマ肺炎の患者
数が急増し、国立感染症研究所のまとめでは、
全国およそ500ケ所の医療機関から報告された
患者の数は、10月13日の時点で、現在の方法で
統計をとり始めてからの最多を3週連続で
更新している。
マイコプラズマ肺炎とは“マイコプラズマ”と
呼ばれる細菌の一種に感染することによって
引き起こされる肺炎。
小児や若い世代に比較的よく見られる肺炎で
あり、発症者の約8割は14歳以下であるとされる。
マイコプラズマ肺炎感染者は、は大人の場合
でも比較的、若年者に多く、高熱以外の重篤な
症状は現れにくく、発症したとしても全身の
状態が、日常の生活に支障を来すほど、不自由、
違和感を感じないので[歩く肺炎]と呼ばれる。
マイコプラズマ肺炎の患者数が急増する中、
日本呼吸器学会など5つの学会は感染対策などを
まとめた提言を公表し、注意を呼びかけている。
提言では、マイコプラズマ肺炎は、
▽学校で流行を起こしやすいほか
▽家庭内で子供から大人に感染することも多い
としたうえで、
▽せきや、くしゃみによる飛まつで感染が
広がることから、マスクの着用や換気といった
対策が有効だとしています。
また、▽せきなどの症状があり、周囲に
同じような症状の人がいる場合は、感染して
いる可能性があるため、医療機関を受診する
よう勧めている。
マイコプラズマ肺炎の治療に一般的に使われる
抗菌薬に、耐性のあるタイプの菌が確認されて
いるため、抗菌薬の投与を受けても、数日以内に
症状が改善しない場合は、再度医療機関に
相談してほしいとしている。
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ノウゼンカズラ
アフリカの西部と中部の砂漠の国々で、
数十年ぶりとされる豪雨で大規模な洪水が
相次ぎ大きな被害が出ている。
米航空宇宙局(NASA)の衛星データによると、
9月上旬に、大西洋で発生した低気圧がサハラ
砂漠北西部を襲い、2日間にわたり豪雨を
もたらし、所によっては雨量が200mmにも
達し、半年分の雨量を上回った地域も出た。
ナイジェリアでは、北東部のボルノ州では
8月下旬からの大雨でダムが決壊して川が
氾濫し、市街地の広い範囲が浸水し、少なく
とも37人が死亡。
チャドやマリ、ニジェールなどの周辺国でも
洪水の被害が報告されている。
国連は、約145人が死亡し、洪水で16万棟
以上の住宅が被害を受け、400万人が被災
したと発表。
北アフリカのモロッコの現地当局は、10月
9日に南部で降った激しい雨の影響で洪水が
発生し、死者・行方不明者が27人出たと発表。
2日間で1年分の雨が降った地域もあるという。
この豪雨で、モロッコ最大のイリキ国立公園や
砂漠の町メルズーガでは、砂丘の間に新しい
湖が各所に出現し、湖中にヤシの木が点在する
美しい風景が見られた。
約930万平方キロの広さを持つ世界最大級の
砂漠のサハラ砂漠に降った豪雨による変化は
NASAの衛星画像でも捉えられ、広大な面積が
緑に覆われた様子やサハラ砂漠北西部では
新しくできた湖が点々とする様子が報告された。
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ユ リ
中国を南北分けて流れる大河、長江の水位が
下がって、長江に繋がる中国最大の淡水湖、
鄱陽湖の水位が過去に例がないほど低下。
ついこの間には、長江の増水で鄱陽湖の水位
上昇で、洪水騒ぎが起こったばかりなのに
手のひらを返した水位低下に見舞われている。
鄱陽湖星子観測所の渇水位は、9月10日には
7・99mと極端な渇水位とされる8mを割り込み、
鄱陽湖から長江に通じる水域の面積は291平方
キロメートル、容積は9億2500万立方メートルに
まで減少し、それぞれ年間最高水位時の
13分の1、31分の1となった。
鄱陽湖のある江西省では、9月に入ってからの
平均降雨量は63mmと平年の同じ時期より
4割少なく、長江中下流域本流の水位も引き
続き例年より低いままで推移している。
江西省当局は、干ばつ青色警報を発令している。
また、ブラジルでは、当局がアマゾン川流域
全ての河川の水位が観測史上最低レベルに
達すると警告を出す事態になっている。
23年に記録的な干ばつに見舞われたアマゾン
熱帯雨林地帯では、その後も降雨量が少なく、
最大の支流、マデイラ川では川底の砂州が
川辺まで広範囲に露出し、船の運行や荷
下ろしに大きな支障が出ている。
船着き場が200m以上も先になっている所も。
報道では、流域の中部では150日以上、雨が
降らない地点が出るなどの影響で、ブラジル
北部の都市、マナウスでは、支流のネグロ川の
水位が10月初めには12・66mまで下がり、
1902年の観測開始以降、最も低くなった。
当局は、この後も、水位の低下は続くと予測
しており、船便の運航停止で孤立する地域も
出てきており、物資の輸送や人の移動にも
大きな影響が出ているという。
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