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2024年11月4日月曜日

アフリカ中・西部に大規模洪水 砂漠に湖出現

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ノウゼンカズラ



アフリカの西部と中部の砂漠の国々で、

数十年ぶりとされる豪雨で大規模な洪水が

相次ぎ大きな被害が出ている。

米航空宇宙局(NASA)の衛星データによると、

9月上旬に、大西洋で発生した低気圧がサハラ

砂漠北西部を襲い、2日間にわたり豪雨を

もたらし、所によっては雨量が200mmにも

達し、半年分の雨量を上回った地域も出た。

ナイジェリアでは、北東部のボルノ州では

8月下旬からの大雨でダムが決壊して川が

氾濫し、市街地の広い範囲が浸水し、少なく

とも37人が死亡。

チャドやマリ、ニジェールなどの周辺国でも

洪水の被害が報告されている。

国連は、約145人が死亡し、洪水で16万棟

以上の住宅が被害を受け、400万人が被災

したと発表。

北アフリカのモロッコの現地当局は、10月

9日に南部で降った激しい雨の影響で洪水が

発生し、死者・行方不明者が27人出たと発表。

2日間で1年分の雨が降った地域もあるという。

この豪雨で、モロッコ最大のイリキ国立公園や

砂漠の町メルズーガでは、砂丘の間に新しい

湖が各所に出現し、湖中にヤシの木が点在する

美しい風景が見られた。

約930万平方キロの広さを持つ世界最大級の

砂漠のサハラ砂漠に降った豪雨による変化は

NASAの衛星画像でも捉えられ、広大な面積が

緑に覆われた様子やサハラ砂漠北西部では

新しくできた湖が点々とする様子が報告された。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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