アフリカの西部と中部の砂漠の国々で、
数十年ぶりとされる豪雨で大規模な洪水が
相次ぎ大きな被害が出ている。
米航空宇宙局(NASA)の衛星データによると、
9月上旬に、大西洋で発生した低気圧がサハラ
砂漠北西部を襲い、2日間にわたり豪雨を
もたらし、所によっては雨量が200mmにも
達し、半年分の雨量を上回った地域も出た。
ナイジェリアでは、北東部のボルノ州では
8月下旬からの大雨でダムが決壊して川が
氾濫し、市街地の広い範囲が浸水し、少なく
とも37人が死亡。
チャドやマリ、ニジェールなどの周辺国でも
洪水の被害が報告されている。
国連は、約145人が死亡し、洪水で16万棟
以上の住宅が被害を受け、400万人が被災
したと発表。
北アフリカのモロッコの現地当局は、10月
9日に南部で降った激しい雨の影響で洪水が
発生し、死者・行方不明者が27人出たと発表。
2日間で1年分の雨が降った地域もあるという。
この豪雨で、モロッコ最大のイリキ国立公園や
砂漠の町メルズーガでは、砂丘の間に新しい
湖が各所に出現し、湖中にヤシの木が点在する
美しい風景が見られた。
約930万平方キロの広さを持つ世界最大級の
砂漠のサハラ砂漠に降った豪雨による変化は
NASAの衛星画像でも捉えられ、広大な面積が
緑に覆われた様子やサハラ砂漠北西部では
新しくできた湖が点々とする様子が報告された。
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