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2024年11月28日木曜日

韓国 不景気のさ中に45歳定年退職の嵐

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
百日紅



バブル崩壊後の日本国内で吹き荒れた首切り

嵐が、今、韓国で吹き荒れているという。

日本では再就職が容易な若者や年金時給

開始年齢に近い人が重点的対象となったが

韓国では、高い給料の受給者層が対象に。

韓国統計庁のデータでは、今年6月末現在で、

過去1年以内に退社した40~50代の失業者の

うち、[非自発的]失業者が占める割合が

50・8%と過去最高になった。

会社側の根本的な理由は、給与が高いこと。

韓国では、年功序列型の給与体系が一般的。

このため、働き盛りで、家庭的にも最も

負担がかかる責任が重い年代で仕事を

失うことになる。

非自発的失業とは、働く意思があるにも拘らず

仕事を辞めざるを得なくなったという意味。

 具体的には、職場の休廃業、名誉退職・

早期退職・整理解雇、臨時・季節雇用終了、

[仕事がない]または、事業不振などの理由で

退社させられた場合を指す。

問題なのは、一度主要な職場から押し出された

40~50代の人たちにとって、再就職するのが

容易でないこと。

また、再就職に成功しても職の質が落ちる

弱小企業が中心で、給与も格段に下がる。

好景気で、仕事が選び放題の時代では、年功

序列型の賃金体系でも問題にはならないが

不景気な時代になると、フラットな職能

中心型の給与体系でないと人件費負担が

ネックとなり、人員整理も高齢者が対象に。

もともと、韓国企業では50歳に近づくと

肩叩きが始まるのが一般的な社会。

しかも、労働市場が硬直化してしまっていて

再就職が容易でない。

日本では一流企業に相当するKTやポスコ、

イーマート、サムスン電子などが早期退職募集中。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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