バブル崩壊後の日本国内で吹き荒れた首切り
嵐が、今、韓国で吹き荒れているという。
日本では再就職が容易な若者や年金時給
開始年齢に近い人が重点的対象となったが
韓国では、高い給料の受給者層が対象に。
韓国統計庁のデータでは、今年6月末現在で、
過去1年以内に退社した40~50代の失業者の
うち、[非自発的]失業者が占める割合が
50・8%と過去最高になった。
会社側の根本的な理由は、給与が高いこと。
韓国では、年功序列型の給与体系が一般的。
このため、働き盛りで、家庭的にも最も
負担がかかる責任が重い年代で仕事を
失うことになる。
非自発的失業とは、働く意思があるにも拘らず
仕事を辞めざるを得なくなったという意味。
具体的には、職場の休廃業、名誉退職・
早期退職・整理解雇、臨時・季節雇用終了、
[仕事がない]または、事業不振などの理由で
退社させられた場合を指す。
問題なのは、一度主要な職場から押し出された
40~50代の人たちにとって、再就職するのが
容易でないこと。
また、再就職に成功しても職の質が落ちる
弱小企業が中心で、給与も格段に下がる。
好景気で、仕事が選び放題の時代では、年功
序列型の賃金体系でも問題にはならないが
不景気な時代になると、フラットな職能
中心型の給与体系でないと人件費負担が
ネックとなり、人員整理も高齢者が対象に。
もともと、韓国企業では50歳に近づくと
肩叩きが始まるのが一般的な社会。
しかも、労働市場が硬直化してしまっていて
再就職が容易でない。
日本では一流企業に相当するKTやポスコ、
イーマート、サムスン電子などが早期退職募集中。
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