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2024年11月6日水曜日

小惑星の落下予測に成功 1日に数百万個落下

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハ ギ



10月12日、紫金山・アトラス彗星が地球に

最接近(約7100万万Km)し、肉眼でも見くことが

可能との報道で一気に盛り上がった。

国内の天気に恵まれた空気の澄んだ北方の

地域では奇麗な尾を引く彗星が確認された。

紫金山・アトラス彗星は、2023年1月に発見

された彗星で、12日以降は遠ざかって行く

ために、10月下旬以降は徐々に暗くなるという。

世界では1日に数百万個の流星が地球に降り

注いでおり、そのうち10個から50個は隕石と

して地表や海に到達していると推定されている。

数多くの地球表面に到達する天体の中で

落下する前に、宇宙空間で存在とルートを

補足して、地球に衝突する可能性のある

[小惑星]だと確認されることはほどんどない。

2024年9月に、事前に地上落下が予測された

推定直径約1mの小惑星[2024 RW1]は、9月

4日の発見直後に落下の可能性が高いことが

報告され、約11時間後の9月5日1時39分に、

予測された地点であるフィリピン海に落下。

小惑星が地球大気圏に突入する前に、宇宙

空間で発見され、衝突することが予測された

のは、観測史上9例目とされる。

地球上から、接近してくる小惑星を発見する

には、大体視等級にして20等級が必要だという。

だが、直径数mの小惑星が、地球上から確認

できる視等級の20等級に達するのは、条件が

良くても地球に衝突の24時間前を切っている。

発見の条件としては、昼間は難しく暗い夜間

のみが発見が可能となる。

それでも、観測技術の向上に伴い、小惑星

落下の事前予測できる頻度も段々と増している。

2024 RW1と同じくらいの、直径1mの小惑星の

落下は、2週間に1回程度発生しているとされる。

衝突すれば文明の存続が危うくなるほどの

災害をもたらす危険な直径が1kmを越える

小惑星の落下は、少なくとも今後1000年間は

無いとのシュミレーション結果がある。

だが、直径10~100mという中程度の大きさの

小惑星は、地球の文明を滅ぼすほどの災害には

ならないものの、落下場所によっては大きな

災害を引起す。

2013年に、ロシアのチェリャビンスク州で

発生した隕石災害は、直径約17mの小惑星の

落下によるものだった。

1908年6月30日に、ロシアのシベリア、エニ

セイ川支流のツングースカ川上流で発生した

大爆発は、大きさが最大70mの隕石(小惑星)の

爆発によるものだとされる。

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