10月12日、紫金山・アトラス彗星が地球に
最接近(約7100万万Km)し、肉眼でも見くことが
可能との報道で一気に盛り上がった。
国内の天気に恵まれた空気の澄んだ北方の
地域では奇麗な尾を引く彗星が確認された。
紫金山・アトラス彗星は、2023年1月に発見
された彗星で、12日以降は遠ざかって行く
ために、10月下旬以降は徐々に暗くなるという。
世界では1日に数百万個の流星が地球に降り
注いでおり、そのうち10個から50個は隕石と
して地表や海に到達していると推定されている。
数多くの地球表面に到達する天体の中で
落下する前に、宇宙空間で存在とルートを
補足して、地球に衝突する可能性のある
[小惑星]だと確認されることはほどんどない。
2024年9月に、事前に地上落下が予測された
推定直径約1mの小惑星[2024 RW1]は、9月
4日の発見直後に落下の可能性が高いことが
報告され、約11時間後の9月5日1時39分に、
予測された地点であるフィリピン海に落下。
小惑星が地球大気圏に突入する前に、宇宙
空間で発見され、衝突することが予測された
のは、観測史上9例目とされる。
地球上から、接近してくる小惑星を発見する
には、大体視等級にして20等級が必要だという。
だが、直径数mの小惑星が、地球上から確認
できる視等級の20等級に達するのは、条件が
良くても地球に衝突の24時間前を切っている。
発見の条件としては、昼間は難しく暗い夜間
のみが発見が可能となる。
それでも、観測技術の向上に伴い、小惑星の
落下の事前予測できる頻度も段々と増している。
2024 RW1と同じくらいの、直径1mの小惑星の
落下は、2週間に1回程度発生しているとされる。
衝突すれば文明の存続が危うくなるほどの
災害をもたらす危険な直径が1kmを越える
小惑星の落下は、少なくとも今後1000年間は
無いとのシュミレーション結果がある。
だが、直径10~100mという中程度の大きさの
小惑星は、地球の文明を滅ぼすほどの災害には
ならないものの、落下場所によっては大きな
災害を引起す。
2013年に、ロシアのチェリャビンスク州で
発生した隕石災害は、直径約17mの小惑星の
落下によるものだった。
1908年6月30日に、ロシアのシベリア、エニ
セイ川支流のツングースカ川上流で発生した
大爆発は、大きさが最大70mの隕石(小惑星)の
爆発によるものだとされる。
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