アメリカの宇宙機関は、地球に衝突する
危険性がある小惑星[ベンヌ]に向けて2017年に
資料収集のため探査機を打ち上げている。
[ベンヌ]は、6年ごとに接近を繰返す周回
軌道を回っているが、最近、2182年9月24日に
地球に衝突する可能性が高まったと発表。
[ベンヌ]が衝突すると、原爆22個分に相当する
衝撃があるとしている。
NASAは現在、小惑星ベンヌを地球への衝突
軌道からそらすための取り組みを行っている。
過去に、小惑星などの天体が地球に衝突した
痕跡として多くのクレーターが地表に存在する。
①フレデフォート・クレーター
南アフリカ共和国フリーステイト州にあり
今から約20億2300万年前(古原生代)に直径
10から12kmの小惑星が速度約20km/sで衝突
したとされる最古の隕石痕。
②サドベリー・クレーター
カナダオンタリオ州グレーターサドベリー市に
あり、現在は浸食されて小さくなったが、
生成時には直径200~250 kmあったと推定
される18億5000万年前(古原生代)の隕石痕。
③チクシュルーブ・クレーター
メキシコのユカタン半島北部にある約6604万年
前の小惑星衝突による隕石痕で、中央にある
隆起した地形(ドーム)の直径は約50km、衝突に
より形成された外縁の外輪山は約190km。
この衝突が、白亜紀末に恐竜を含む大型爬虫類を
はじめとする多くの生物の大量絶滅原因とされる。
チクシュルーブ・クレーターの名は、中心付近の
地名に由来し、マヤ語で[悪魔の尻尾]という意味。
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