ページ

2024年11月18日月曜日

世界最大の湖カスピ海の湖面が急速に縮小

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
彼 岸 花



東アジアに在るカスピ海は地球最大面積を

持つ内海であり、日本国土の1・5倍の広さ。

その海岸線の総延長は約6400Kmにおよび、

カザフスタン、イラン、アゼルバイジャン、

ロシア、トルクメニスタンの5ヶ国が接する。

これらの国々は、漁業、農業、観光、飲料水、

そして主変の地下には石油とガスを埋蔵し、

船便による交易もカスピ海に依存している。

この多くの人々が生活を依存しているカスピ

海が急速に干上がりだして、湖の面積が縮小。

流入する河川でのダム建設や過剰採水、汚染、

更には地球規模の人為的な温暖化がカスピ海の

危機に拍車を掛けていると専門は警告。

カスピ海には、130の川が流れ込んでいるが、

流入する水の約80%は、ロシア中部と南部を

蛇行しながら流れるヨーロッパ最長の川、

ボルガ川がもたらす。

カスピ海の水位は1990年代半ばから低下し

はじめ、2005年以降はその速度が増し、

約1・5m低下。

このままでは、今世紀までに最大30m低下する

可能性があるとする研究者もいる。

カスピ海にのみ生息している絶滅危惧種

カスピカイアザラシのカスピ海北東部にある

一つの休息場では、09年に2万5000頭が

確認されたが、20年の春には1頭も観察

されなかったとの報告もあり、既に生物界では

大きな異常が発生している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: