地球上には、毎日数百万個の宇宙からやって
来た流星が降り注いでおり、うち10個から
50個が隕石として地上に落ちているという。
2013年2月15日に、ロシアのチェリャビンスク
州に斜め方向で落下した隕石は、NASA の
解析では地上から15kmから25kmの地点で
爆発分裂して巨大な衝撃波が発生した。
このため、隕石の落下方向に、およそ180Kmの
距離にわたり、発生した衝撃波が原因で
4500棟近い建物の窓が破損するなどの大きな
被害が出たが、死者はでなかった。
この隕石の大きさは直径約17mだったとされる。
もし、100m級の小惑星が、欧州などの人口
密度の高い地域に落下したら、大きな被害が
発生していたか、想像を絶する。
NASAによれば、2029年4月13日の金曜日、
直径約335mの小惑星のアポフィスが地球に
最接近し、肉眼でも見える距離をかすめる。
もし、アポフィスが他の天体と衝突して
軌道が変わり、地球に衝突する可能性がある。
宇宙機を打上げて、小惑星に衝突させて、
軌道を変えさせる実験には成功しているが
これには、事前に天体に向けて宇宙機を
打上げて、飛行させる時間が必要になる。
だが、アポフィスの軌道が、太陽に大変近い
軌道を取っているため、かなり近づかないと
観測が出来ないとされている。
アポフィスの観測が可能な位置になり、
軌道が確認出来るのは2027年になるという。
この時から、29年の最接近までに衝突を
避けるための宇宙機打ち上げなどの対応を
するには時間的な余裕がないという。
科学者たちは、衝突を回避するには何が
出来るかを必死に検討を重ねているとされる。
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