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2024年11月19日火曜日

米酪農場で鳥インフルH5N1型の感染拡大  

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
酔 芙 蓉



米疾病対策センター(CDC)は2024年5月に、

南部テキサス州の酪農場で、乳牛との接触で

感染したとみられる労働者が確認されたと発表。

[人以外の哺乳類から人に感染した世界初の

報告例]とみられている。

検出されたのは、高病原性鳥インフルエンザ

ウイルスH5N1型

米国では3月以降、12州で乳牛など家畜の

感染が確認されていた。

乳牛が感染した酪農場での患者は、その後も

中西部ミシガン州などで見つかり、7月8日

時点で合計4人となっている。

4人は軽症で、抗ウイルス薬の服用などで回復。

ウイルスがパンデミックを起こすには、

①人に簡単に感染する能力を獲得すること

②人から人へ簡単に感染すること

③重大な病気を引き起こすこと-が必要とされる。

米政権は7月に、新たにワクチン開発を支援する

ため米モデルナ社に1億7600万ドル(約268億円)を

拠出すると発表した。

今の所は、感染牛の死亡例は少ない。

だが、ウイルスに汚染された生乳を飲んだ

畜舎のネコの中には、失明や脳腫脹を発症した

ネコが居るほか死亡例も報告されている。

CDCは[現時点で一般の人の感染リスクは低い]と

しているが、感染した動物や乳、ふんなどに

触れる場合はリスクが大きくなると注意を喚起。

CDCは、感染予防のため[生乳を飲む人は、

口、喉、鼻、肺を通じてウイルスに感染する

理論上の可能性がある]と警告した。

しかし、警告直後には、生乳の売り上げが

急増するという逆転現象が起きた。

お上からの行動規制や指導に反発する人や

米政府機関や現政権に[反感]を抱く層が

売り上げを押し上げた可能性があるという。

[米国人は指図されるのが嫌いで、政府を

信用しない人が多い]との指摘も。

専門家は、米国人のこうした頑迷な態度が

原因でパンデミックになるかも知れないと嘆く。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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