今年夏ごろから、マイコプラズマ肺炎の患者
数が急増し、国立感染症研究所のまとめでは、
全国およそ500ケ所の医療機関から報告された
患者の数は、10月13日の時点で、現在の方法で
統計をとり始めてからの最多を3週連続で
更新している。
マイコプラズマ肺炎とは“マイコプラズマ”と
呼ばれる細菌の一種に感染することによって
引き起こされる肺炎。
小児や若い世代に比較的よく見られる肺炎で
あり、発症者の約8割は14歳以下であるとされる。
マイコプラズマ肺炎感染者は、は大人の場合
でも比較的、若年者に多く、高熱以外の重篤な
症状は現れにくく、発症したとしても全身の
状態が、日常の生活に支障を来すほど、不自由、
違和感を感じないので[歩く肺炎]と呼ばれる。
マイコプラズマ肺炎の患者数が急増する中、
日本呼吸器学会など5つの学会は感染対策などを
まとめた提言を公表し、注意を呼びかけている。
提言では、マイコプラズマ肺炎は、
▽学校で流行を起こしやすいほか
▽家庭内で子供から大人に感染することも多い
としたうえで、
▽せきや、くしゃみによる飛まつで感染が
広がることから、マスクの着用や換気といった
対策が有効だとしています。
また、▽せきなどの症状があり、周囲に
同じような症状の人がいる場合は、感染して
いる可能性があるため、医療機関を受診する
よう勧めている。
マイコプラズマ肺炎の治療に一般的に使われる
抗菌薬に、耐性のあるタイプの菌が確認されて
いるため、抗菌薬の投与を受けても、数日以内に
症状が改善しない場合は、再度医療機関に
相談してほしいとしている。
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