中国を南北分けて流れる大河、長江の水位が
下がって、長江に繋がる中国最大の淡水湖、
鄱陽湖の水位が過去に例がないほど低下。
ついこの間には、長江の増水で鄱陽湖の水位
上昇で、洪水騒ぎが起こったばかりなのに
手のひらを返した水位低下に見舞われている。
鄱陽湖星子観測所の渇水位は、9月10日には
7・99mと極端な渇水位とされる8mを割り込み、
鄱陽湖から長江に通じる水域の面積は291平方
キロメートル、容積は9億2500万立方メートルに
まで減少し、それぞれ年間最高水位時の
13分の1、31分の1となった。
鄱陽湖のある江西省では、9月に入ってからの
平均降雨量は63mmと平年の同じ時期より
4割少なく、長江中下流域本流の水位も引き
続き例年より低いままで推移している。
江西省当局は、干ばつ青色警報を発令している。
また、ブラジルでは、当局がアマゾン川流域
全ての河川の水位が観測史上最低レベルに
達すると警告を出す事態になっている。
23年に記録的な干ばつに見舞われたアマゾン
熱帯雨林地帯では、その後も降雨量が少なく、
最大の支流、マデイラ川では川底の砂州が
川辺まで広範囲に露出し、船の運行や荷
下ろしに大きな支障が出ている。
船着き場が200m以上も先になっている所も。
報道では、流域の中部では150日以上、雨が
降らない地点が出るなどの影響で、ブラジル
北部の都市、マナウスでは、支流のネグロ川の
水位が10月初めには12・66mまで下がり、
1902年の観測開始以降、最も低くなった。
当局は、この後も、水位の低下は続くと予測
しており、船便の運航停止で孤立する地域も
出てきており、物資の輸送や人の移動にも
大きな影響が出ているという。
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