2022年1月8日に米カリフォルニア大学などの
研究チームが撮影に成功した彗星は、直径が
134Kmと過去に観測された最大の大きさで
あり、既知の彗星の約50倍の大きさだった。
これまで[ベルナーディネッリ・バーンスティン
彗星]、[C/2014 UN271]と呼ばれて存在は
知られていたが、初めて大きさが確認された。
[C/2014 UN271]の彗星核の周囲には[コマ]と
呼ばれる星雲状のガスや塵が取り巻いていて
彗星核の大きさは判らなかった。
この巨大彗星は、楕円形の軌道を約300万年の
時間かけて周回する長周期彗星。
その形状から100万年以上にわたってゆっくりと
太陽へ接近してきたとみられるという。
時速約3万5400Kmで移動し、2031年には
太陽から約16億Kmの地点に最接近する予定。
[C/2014 UN271]は、太陽系の外側を球殻状に
取り巻く仮説上の巨大な天体群[オールトの雲]
からやってきたとみられている。
[オールトの雲]にある彗星は、巨大な外惑星の
重力によって数十億年前に太陽系の外へ放り
出された後に、通過する星の重力によって
軌道が乱されると太陽や惑星に向かって
戻ってくる軌道を描く。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿