カスピ海の東、カザフスタンとウズベキス
タンにまたがって、1960年現在で世界4位の
面積を持つアラル海が存在していた。
アラル海はサケやチョウザメなどの在来種に
加えて外来種も放流され、年間4〜5万tの
漁獲高がある豊な湖であった。
アラル海の水源は、アムダリヤ川とシル
ダリヤ川の2つの河川にのみ依存しているが、
この両河川の流域でソ連邦時代から始まった
綿花栽培が盛んになり、灌漑用に川の水が
利用され、瞬く間に水位が下がり、両河川
共に涸れ川となってしまった、
1990年代には、残されたアラル海南部の
湿地も干上がり、2000年に狭められた湖の
水の塩分濃度が海水の2倍の7%まで上がり、
現在は塩分の高い水が僅に溜まっている
死の湖と化し、生態系は完全に破壊されている。
アラル海消滅は[20世紀最大の環境破壊]とされる。
アラル海は、1960年当時は湖面面積が6万
8000km2 日本の東北地方ほどの面積をもつ
内海でカザフスタンとウズベキスタンに
またがる湖だが、1991年のソ連崩壊まで
旧ソ連が統治下にあった。
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