ドイツの公衆衛生機関ロベルト・コッホ研究所は
6月にドイツを襲った猛烈な熱波で40℃超えの
過去最高気温に達した6月第4州で、暑さによる
推定死者数が約9600人に上ったと発表した。
今夏の死者数はこれまでに約1万1900人で、
過去10年で最多となっている。
仏政府が8月10日、相次ぐ熱波により干ばつの
状況が悪化するなか、全国7割近くの地域で
水の使用制限が導入されていると発表。
欧州では過去3ヶ月間に複数回にわたり熱波が
発生し、観測史上最高気温は更新され、
何千人もの超過死亡をもたらしている。
この日現在、パリを含むほぼ全域で少なくとも
最低レベルの節水注意報が出されており、
全101県のうち67県では最高レベルの警報が
発令されている。
また、仏の飲料水の大部分を供給している
帯水層(地下水脈)の3分の2で蓄水量が通常
水準を下回ったと発表された。
欧州での熱波について、国際研究グループの
WWAは人為的な気候変動が欧州周辺海域で
今年観測された記録的な海水温上昇の主因
だったとする分析結果を公表している。
研究者らは海洋生態系や沿岸地域社会に深刻な
影響を及ぼす恐れがあると警鐘を鳴らしている。
分析では、今年の東地中海、西地中海、
ビスケー湾沿岸およびイベリア半島沿岸で
記録された海水温のピークは、人為的な気候
変動がなければ発生が[事実上不可能]だったと
結論付け、英国とアイルランド沖のケルト海で
観測された極端な高水温についても、人為的な
気候変動が存在しない世界では約100年に1度の
頻度でしか発生しない水準だったとしている。
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