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2026年8月20日木曜日

欧州 熱波による山火事 干ばつで原発止まる

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紫 陽 花



[欧州気候報告2025]によると、昨年2025年の

欧州の平均気温は過去2番目の高さを記録した。

欧州は+0.56℃で、世界平均の0.27℃上昇の

2倍以上となっている。

産業革命前からの比較では+2.5℃で、パリ

協定の目指す1.5℃未満をはるかにオーバー。

欧州での気温上昇が激しい理由は何なのか。

報告では、世界で一番温暖化が進んでいるのが

北極圏で、+0.75℃と世界平均の3倍を示している。

欧州は、北極圏に隣接し強い影響を受けている。

特に北欧の北極圏に近い地域では、25年の7月に

30℃に達する異常が起きている。

この他に、温暖化によって北大西洋海流が

暖められたことや偏西風の蛇行の影響などが

指摘されている。

更には、大気汚染の劇的な改善によって

日射が直接地表に届きやすくなったという。

欧州の山火事、今年これほど猛威を振るう

理由は、春先の降雨で、草木が大きく成長した

後の熱波による乾燥で植生が極度に乾燥し、

山野が異常な乾燥状態となったのも要因とする。

仏気象機関は、同国の土壌水分は夏のこの

時期としては過去最低となっており、観測

史上最低水準にも近づいているという。

26年夏になってなって、一段と気象環境が悪化。

欧州では今夏、記録的な暑さや干ばつにも

見舞われて、複数の河川の水位が記録的な

低さとなっている。

7月末には、ブルガリアのドナウ川でクルーズ船が

砂州に座礁したほか、干上がったドナウ川では

記録的な水位低下により、古代マンモスの

下顎骨一つ、牙2本、肋骨1本が発見された。

また、流域のクロアチアでは1937年に石炭を

運搬中に沈没した貨物船が姿を現した。

さらに、セルビアでは沈没したナチスの軍艦の

残骸も出現し、まるで博物館のように。

ルーマニアでも、ドナウ川の水位の低下で

国内の原発の原子炉2基のうち1基が運転を

停止し、自動車メーカーなどが操業停止に

追込まれている。

異常な高温に見舞われたフランスでは、

冷却に使う河川の水温上昇で、原発1基が

停止し、複数の原子炉を出力制限措置に。

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