フィリピン西部で発生した温帯低気圧が
西北に進み、低気圧が西北に進み、7月4日に
海南島沖で台風10号(メイサーク)となり、
990hPa、風速25m/sの勢力を保って中越
国境付近に上陸、6日には温帯低気圧となった。
短命の小さな台風ではあったが、中国南部・
広西チワン族自治区では、記録的な豪雨により
複数のダムの決壊による大規模な洪水が発生。
国営新華社通信は、死者が39人、行方不明者が
9人に上ると発表。
発生した洪水で、貴港市の貴港動物園では
ライオン3頭が死んだほか、飼育舎が壊れ、
シマウマやクジャク、アルパカなど計110匹
以上が脱走した。
また、南寧市ではダム決壊による洪水で、
破壊された蛇の飼育から毒蛇のコブラを含む
約900匹の蛇が脱走し、蛇に咬まれた女性
1人が死亡したと報じられた。
日本では、想像もつかない事故が発生。
中国本土に台風10号と9号が上陸する直前の
6月30日、中国共産党の最高指導部は異例の
災害対策会議を開き、洪水、台風などへの
備えを強化するよう全国に指示を出していた。
だが、この指示の甲斐もなく、浙江省から
河北省、更に遼寧省では台風9号の縦断により
7月13日前後に大きな災害が発生した。
これらの台風による経済への影響も小さくない。
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