市中のコメ価格は、少しづつながら値下がりが
続き、8月を迎えいよいよ正念場を迎えた。
農林水産省の表では、集荷業者と卸売業者
などの間での6月のコメの取引価格は、全銘柄の
平均で、玄米60当たり3万1305円と、前月より
1859円安く、下げ幅は調査を開始した2006年
以来、最大となったという。
また、6月末のコメの民間在庫量が、比較できる
2004年以降で最大の243万トンになったと発表。
消費者の買い控えも効いているようで、8月に
入って暑さの影響も出て一段と消費減となる。
結果、投機に走り、倉満一杯にコメを積み上げた
卸業者は、動かぬ在庫品に頭を抱え、嵩む
冷蔵倉庫料に追われることとなった。
他方で、暴利を貪らなかった卸業者の中には
倉庫が空っぽの業者もいる。
新米の入荷に備えて、倉庫を空けているという。
現在の過去最大の243万トンの在庫に、新米も
加われば、コメ価格の下落が加速する可能性が
大きく、今の価格ではなかなか買う人がいない
状況になっているという。
多くの在庫を抱えている一部のJAでは、生産者
からコメをいくらで買うか、[概算金]の金額を
未だに示すことができない状態にあるとする。
概算金も、昨年より大幅に下がることは確実。
買い占め組の親分で親分が買い入れを控え
概算金を渋ればコメ農家の減少に拍車がかかる。
こうしたJAを筆頭に、政府に備蓄米を買い
戻しの圧力がかり、鈴木農水大臣が備蓄米の
早期買い戻しを総高市理に提言していた。
だが、総理は買戻しは、コメ価格を押し上げる
可能性があるとして提言を受入れなかった。
内閣支持率が下落する中、官邸は物価高対策を
最優先課題に位置付けていて買戻しはなしに。
卸御者の一部では、今後、価格が大きく下がる
可能性を予測し、年末には5キロ当たり2000円を
切り、年明けには1000円切るのも出てくる
可能性を予測している。
農政関係者は、新米の価格を占う早場米の
概算金も、前年より2割から4割ほど下がって
いることに、強い危機感を持っているとされる。
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