7月28日16時27分、熊本県宇城市の深さ20Km
付近を震源とするM7・1、最大震度7の地震が
発生し、宇城市や氷川町で震度7を記録した
ほか、熊本市や宇土市、益城町などで震度
6強の揺れが観測され、大きな被害が出た。
熊本県は、8月2日朝の時点で、県内では
38人が死亡したと発表した。
今回の震源が、2016年4月14日に発生した
平成28年熊本地震の震源地だった熊本県
上益城郡益城町より南に21Kmほど離れて
いたが、熊本城で再び石垣の崩落が発生する
などの被害に見舞われた。
平成28年熊本地震の本震の震源地は、中央
構造線地震帯の延長線上にある東西方向の
布田川断層帯が震源断層とされたが、今回の
地震は益城町で接して南に走る日奈久断層帯が
動いた地震だった。
日奈久断層帯は、国がSランクに評価している
危険断層とし警戒されていた。
日奈久断層帯は、益城町木山付近から南へ
延びて、葦北郡芦北町を経て、八代海南部に
至る断層帯。
また、日奈久断層帯は3つの区間に分かれ
①高野−白旗区間
益城町木山付近から宇城市豊野町山崎付近まで
延びる長さ約16Km。
⓶日奈久(八代市)区間
宇城市豊野町山崎から芦北町の御立岬付近に
分布する長さ約40Km。
③八代海区間
芦北町御立岬付近から八代海南部に位置する
長さ約30Kmの可能性がある。
今回の地震では①と⓶の2つの区間の断層、
全長約46Kmのうち、36Kmが動いたとされる。
地表に現れた断層の観測から動いた断層は
⓶の南端付近まで続いており、球磨川の
右岸で止まっていることが判明した。
このことから、②日奈久区間の一部と③八代海
区間は割れ残っているため、今後の地震発生に
厳重注意が必要だと指摘している。
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