平山郁夫 楼蘭の月 油絵 10号
散歩や車の移動中にも、田んぼがある場所を通ると
波を打っている青いイネの姿に心が安らぎます。
稲田の上を渡ってくる風の臭いは、日本人とっては
心に安らぎを与えてくれます。
先日今年の作況指数が、平年並み、所によっては
やや良と、うれしいニュースが流れていました。
日本の国の屋台骨を支えるには、先ずコメの収穫が
安定していることがなにより大事です。
今年も気がかりだったのが、夏の暑さです。
地球温暖化傾向が続くから、夏の暑さが厳しくなり
異常だとされている猛暑も、当たり前になってくる傾向
があります。
コメ作りとって、コメは暑い国、南の国から伝わったの
だから、どちらかといえば暑さの適応清を備えた作物
なので、むしろ高温は歓迎、とは行かないのです。
花が咲いて受粉、そして登熟期と呼ばれる実に澱粉が
作られ、熟し始める頃の高温は、むしろイネにとっては
被害をもたらすそうです。
2,3年前からの異常高温が目立ちだしてから、高知
や南九州地区のコメの等級が落ちて、米作農家を泣か
せています。
今までとは逆の発想、寒さに強いコメの種類ではなくて
0 件のコメント:
コメントを投稿