
散歩で、いつもの道をお堂の方へ向かう道沿いに、
ヤマグワのような実をつける木や下の小川の流れを
見やりながら足を進めていました。
すれ違う2人連れの女性が、反対側の土塀の上を
見上げながら、何か話しながら通り過ぎました。
いつもの習慣で、花の咲いていないときは、流れの方
ばかりに気を取られていたのですが、そこには、ヤマ
ボウシの木が土塀の上にのぞいていて、7月には
白い総包片がピンク色に染まっていたのを思い出し
ましたが、今は、そこに串の先に丸い飴をお菓子の
ような実が、幾つも上に突き出ています。
子供が串つきの飴を持っているような、和みのある
雰囲気を備えた不思議なひと時でした。
この実が熟する頃を、忘れずに見届けなければと
思いながら、お堂へ向かいました。
それで思い出したのが、ハナミズキの実です。
昨年、山辺にある街の公会堂を訪れた際、休憩時間に
庭をぶらついていると、黄葉したハナミズキの枝に
グミのような赤い実が数個ぶら下っているのを見つけ
ました。
ハナミズキの実を手に取るのは初めてだったのです。
そっと、二つ取って持ち帰ってテーブルに暫らくの間
置いて、話題の種にしたことを思い出しました。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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