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2008年9月26日金曜日

オハギを作って

赤富士  油絵 10号





お彼岸には決まって、各家ではおはぎを作り、仏さん

に供え、また、子供達にとっては、何よりのご馳走

でしたが、最近は少子化の影響や、働くお母さんの多い

時代を映して、家庭で作ることが減りました。

それでも、お彼岸には欠かせないのが、ボタモチであり、

オハギです。

お彼岸に備えて2~3日前からアズキを水で戻し、

きな粉作りの準備に取り掛かることも少なくなりました。

春のお彼岸は、花の牡丹に合せて、ボタモチと呼び、

秋のお彼岸は、萩の花で、オハギを呼ぶと聞かされた

ことがありましたが、それも一つの理屈でしょうが、お餅

屋さんでは年中作っているのですから、お彼岸の間の

季節にはどのような名前をつけて売っているのだ、と

言いたくなります。

お彼岸だけでなく、機会があれば、アズキあんとキナコ

とのセットで作り、呼び名などは関係が無いものでした。

家庭で作らなくなった後は、お饅頭屋さんなどで買って

くることになるのですが、丁度折り悪く、農薬やカビの

汚染米のニュースにぶっつかってしまいました。

農水大臣が食べても健康に影響があるレベルではない

から大丈夫だと言っても、また、どこに、その汚染米が

使用されたのかも判らない不安から、今年は買うのを

パスした人も多かったのではないでしょうか。

楽しみにしていたお供えが無かった甘党の仏さんには

とんだとばっちりのお彼岸でした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?




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