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2008年9月19日金曜日

山の上には秋が一杯

マルス  塔のある通り  複製画 10号



久しぶりに山の高原に行ってきました。

既にススキの穂が出ていて一部の穂は開いています。

見下ろす遙かな先には、川の水が光っていて、家々が

霞み、山の上に居るんだという気分にさせてくれます。

ヤマハギの花も3分咲きで、ススキの間から花を付いた

枝先をのぞかせていて、秋の雰囲気が一杯でした。

もし、ここでお月見が出来れば最高だな、と話しながら

ススキの間の小道をしばらく散歩して楽しみました。

時折アキアカネが羽根を秋の陽射しにきらめかせながら

飛んできては弧を描いて離れてゆきます。

山裾や里では、下りてきたアキアカネで賑わっていま

すが、山に残っているのもいて、少ない仲間同士で

広い高原の秋を独占しているようです。

家を出る時は、蒸し暑い曇天でしたが、山上では幸にも

陽射しもあり、暖かい陽を浴びて昼食を楽しんだのですが

予報通り、午後に雲が出てくると、心地よかった風が

急に冷たく感じられるようになりました。

雨の気配も強くなってきて、雨具の備えも、防寒の

セ-ターなどの準備もしていないので、ススキの穂を

2~3本、お土産にして急いで山を下りることにしました。

このところの天気は、時折、晴れの時間があるという

天気で、晴れ間が続く秋天を楽しめるのは、いつ頃に

なるのだろうかと、運動会の予定のある子供たちと

同じように予報が気がかりな日が続きます。

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