マルス 塔のある通り 複製画 10号
久しぶりに山の高原に行ってきました。
既にススキの穂が出ていて一部の穂は開いています。
見下ろす遙かな先には、川の水が光っていて、家々が
霞み、山の上に居るんだという気分にさせてくれます。
ヤマハギの花も3分咲きで、ススキの間から花を付いた
枝先をのぞかせていて、秋の雰囲気が一杯でした。
もし、ここでお月見が出来れば最高だな、と話しながら
ススキの間の小道をしばらく散歩して楽しみました。
時折アキアカネが羽根を秋の陽射しにきらめかせながら
飛んできては弧を描いて離れてゆきます。
山裾や里では、下りてきたアキアカネで賑わっていま
すが、山に残っているのもいて、少ない仲間同士で
広い高原の秋を独占しているようです。
家を出る時は、蒸し暑い曇天でしたが、山上では幸にも
陽射しもあり、暖かい陽を浴びて昼食を楽しんだのですが
予報通り、午後に雲が出てくると、心地よかった風が
急に冷たく感じられるようになりました。
雨の気配も強くなってきて、雨具の備えも、防寒の
セ-ターなどの準備もしていないので、ススキの穂を
2~3本、お土産にして急いで山を下りることにしました。
このところの天気は、時折、晴れの時間があるという
天気で、晴れ間が続く秋天を楽しめるのは、いつ頃に
なるのだろうかと、運動会の予定のある子供たちと
同じように予報が気がかりな日が続きます。
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