モネ トルーヴィルの海岸 複製画 10号
朝の天気予報では降水確率が午前が10%、午後に
なると少し上がって20%。
この数値での予報では一般的には、まず雨の心配は
ないと判断して、外出時に傘などは持たず、洗濯物も
干しっぱなしが常でした。
しかし、最近は少し様子が変わってきています。
午後には山沿いでは所によりにわか雨があるでしょう、
程度の夕立の予報も、所によって大雨に注意が必要
です、となって、出先で降られても少しの間雨宿りする
のであれば、傘なども左程必要でもないでしょう。
でも、洗濯物はそのような訳にはゆかず、出かける
前に、ゲリラ豪雨の来襲に備えて、あらかじめ取り込む
用心をすることに越したことはありません。
大雨注意報が出ている時に、ビルの上の階の窓から
外を眺めていると、真っ黒な雲が扁平な塊になって
移動していて、山には同じような黒い雲が覆い被さって
いるのがみえました。
なんだかアメーバが空を這いまわっている様子に見え
るので、暫らく眺めていました。
近くの黒い雲の下では帯のように暗くなっている箇所
があります。
きっとこの地域では豪雨に見舞われているのでしょう。
別の雲の広がりの下では薄い膜が張ったようにボヤ
けて見えましたが、きっと雨が降っているのでしょう。
気がつくと近くに年配の夫婦が、私と同じように黙って
雲の動きを眺めていました。
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