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2008年9月24日水曜日

枯れた松の木

朝日の富士山  油絵 10号





今年の夏の暑さは例年以上に厳しく、過去最高だと

経験的に言う人が多いです。

確かに、夏を通して計った温度では、最高とは言えない

までも、7月の急激な暑さの体験は、間違いなく、過去

最高だったといえるようです。

8月の終り近くになって、驚くべき状況を目にすることに

なります。

史跡公園に植えられている松の木が、それこそ枕を

並べて討ち死にをしている状態で枯れたのです。

その数が車窓から見る限りでは20本を下らない数で

毎年減り続けてきて残っていた本数の半分ほどが

枯れてしまったのではとさえ思えます。

決して老木でなく、枝葉の整いだした若い木ばかり

なので、残念なことです。

毎年、夏には決まって枯れる木が目立っていただけに

乾燥には強い松だとはいえ、暑さと水不足に備え

管理が出来なかったのかと、悔やまれます。

今日も一本、公園の老木が枯れ始めました。

一つの枝が枯れてきて、その下や周辺の葉が黄色く

変色しだし、葉が下に垂れ下がり始めました。

これは明らかに松くい虫、マツノザイセンチュウに

侵された現象です。

こちらは、長年地域や施設のシンボル的な存在だった

ので、非常に寂しいことです。

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