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2009年9月30日水曜日

ワクチン接種の予約受付

キスゲと青い山脈  油絵  10号


ワクチン接種の予約受付



医院の入り口の扉に、新型インフルエンザのワクチン

接種の予約を受付けますと朱書きされた案内書が

貼られていました。

高齢者には市からの助成があるので、割引料金で受け

られるとの説明と金額も記されています。

あれっと思ったのは、希望者は誰でも予約すれば順次

ワクチン接種が受けられるのかなと思ったのですが

政府の計画では優先者数が5400万人ほど居て、年内に

国内生産で1300万回余りしか、出来ないはずなのに

どうなっているのかなと不思議な思いをしました。

多分、優先順位の高いランクの人たちの内で急ぐ人は、

予約を受付けますよ、との案内と考えれば良いのでしょう。

しかし、待てよ、老齢者は2000万人余り居て、現状の

ワクチンの生産ペースでは来年の前半になるため、今頃

から接種に備えて料金表示までして、予約を取ることも

ないだろうにと、商売気の強い医者だなと感じました。

WHOでは当初想定したワクチン生産のペースが遅く

50億回分に対して60%の30億回分しか準備できないと

発表しています。

このため懸念されている途上国での感染拡大防止に

備えワクチンの送り出しが間に合わないため、各国に

協力を要請しています。

アメリカなど9カ国は自国で確保する予定分の10%を

途上国向けに振り向けることになりましたが、恥ずかしながら

日本はワクチン後進国のため、現物生産が国内向けさえ

間に合わず、WHOの要請には、例の通りお金でご勘弁を

となって、11億円をWHOに拠出することになっています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?








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2009年9月29日火曜日

新型インフル いよいよ流行期に

雲海  油絵  10号



新型インフル いよいよ流行期に




国立感染症研究所が発表した新型インフルエンザ

流行の様子では、10月にもいよいよ全国的な流行期に

突入しそうです。

9月20日までの1週間で、全国の医療機関4800箇所を

訪れた新型インフルエンザの患者が2万3千人を超えて

前の週から50%ほども急増しています。

1医療機関の平均で約5人になっていて、特に大都市圏で

患者が急増しています。

早くから感染者が多く出ていた沖縄県では依然として

1医療機関平均で12.5人の新規の患者が;やって来て

おり、流行が衰える様子がありません。

東京では10.2人と「インフルエンザ注意報」と基準と

されている10人を超えてしまい、感染がし続けています。

特に大阪では9.2人と10人には達していませんが、

前の1週間に比べて2倍になっていて、患者が急増して

居ることがわかります。

千葉県や兵庫県、神奈川県など大都市圏での人数が

いずれも7人を超える高い感染者増を記録しており

都市圏に通勤する人たちの感染予防に備えた自衛対策が

大きな問題となってきています。

国立感染症研究所では、感染のスピードが速まっている

ので、このままの拡大が続くと10月にも流行期に突入

する可能性が非常に高いため、感染防止に備えた医療

態勢の整備を急ぐことが必要だと警告しています。

2009年9月28日月曜日

非常食が足りない

非常食が足りない


9月1日は、1923年のこの日に、関東地方を襲った

大地震の被害を忘れぬために、防災の日と定めています。

駿河湾トラフから延びてきている海溝に沿って地震

発生源が存在し、関東地震はM7.9でした。

フィリピン海プレートがもぐりこんでいる場所です。

丁度、お昼直前に発生したために各所で火災が発生し

現在の推計では10万5000人の死者・行方不明者を

出した大惨事でした。

今再び、この規模の大地震が発生する可能性が高まって

来ており、東京都では地震発生に備え防災体制の

整備を急ぐと共に、イザという時の備えをしておくとを

住民に呼びかけています。

もし平日の昼間に発生した場合は、サラリーマンの人たちは

徒歩での帰宅を強いられることになり、幾つかの交差点では、

混雑で身動きが出来なくなり、二次災害が心配されています。

更に避難した人たちへの非常食が3日間で4200万食分

必要ですが、半分の2000万食が不足するとされています。

国内の24府県から非常食を送ってもらう計画が立てられ

地域間でのネットワーク作りも進められています。

しかし、計画先の5府県では、予算の関係で備蓄食糧を

備えていないところも出てきており、イザとなった時の

非常食の手当てに黄信号がともっています。

やはり支援が始まる予定までの3日間は、自分が生き

伸びるための水と食料は備えておく必要があります。

2009年9月27日日曜日

恐竜の住んでいた世界

恐竜の住んでいた世界


夏休みの自由研究で古代のことを研究課題にした子供

たちも多かったことでしょう。

古墳や遺跡など比較的身近にある対象なら取組み

易いですが、外国のことでは興味は募っても難しいです。

そんな中で、蒙古から中国に広がるゴビ砂漠の中に

6000万年から7000万年前に、恐竜が栄え、そして

絶滅していった時代の恐竜達の化石が多く出る場所があり

岡山の研究所が10数年も前から発掘を続けています。

蒙古の南部地域の砂漠の中に発掘地があります。

中国でも大きな話題になりましたが、恐竜の卵も出土

しており、恐竜の赤ちゃんから巨大な恐竜の化石もあります。

恐竜の種類や生態を知る条件を備えていて、ここは

恐竜好きの人にはわくわくするような発掘現場です。

卵が産み付けられた巣、孵ったばかりの赤ちゃん、巣から

這い出す時に、どんな事件が起こったのか想像が付き

ませんが砂から這い出す赤ちゃんと同じ方向に頭を

並べている10数匹の赤ちゃん恐竜の化石があります。

今も地上にごろごろと転がっている化石が見られる地域も

あって、絶滅期はどのような状況であったのでしょうか。

研究所は最近、この時代に育っていた植物の花粉や胞子の

化石を22種類も見つけました。

絶滅の400万年ほど前の時期に当るそうですが、恐竜が

絶滅してゆく過程で、どのような環境で生育していたかを

研究する上で、重要な発見だそうです。

2009年9月25日金曜日

静けさが戻った神社の森

静けさが戻った神社の森


よく散歩で出かける神社の森には、秋の気配と共に

静けさが戻ってきていました。

9月に入って間なしの頃には、まだまだセミの天国でした。

迫り来る秋に備えて、伴侶を得るために忙しいツクツク

ボウシは、日が暮れるまで切れ間なしに鳴き続けていて

一つのグループが鳴き終わるの待ちかねるかのように
ウズのようになって鳴き声が落ちて来るようでした。

ミンミンゼミの鳴き声に力がなくなり、淋しさが感ぜられる

ようになる頃には、ツクツクボウシの鳴き声も日に日に

まばらになってきて、お彼岸入りのころには、まだ時折

耳にした鳴き声も中日を過ぎるとバッタリと止まりました。

何時ものように腰を下ろしていると、音のない世界が

このようなものだったかと改めて感ぜられます。

ハルゼミが鳴き始める4月中旬まで、森には静けさが

支配することになります。

お彼岸の間には観光客や、お参りの人で賑わっていた

神社界隈も、休日明けとなるとバッタリと人気も消えて

森の静けさが一段と感ぜられます。

ねぐらに帰って来るカラスの鳴き声が森の静けさを破る

頃ともなると、森の中は一気に闇が支配し始めて、半時間も

しないうちに外灯の備えのない道は足元が覚束なくなり

早い秋の日暮れに家路を急ぐことになります。

2009年9月24日木曜日

環境問題が火種に

環 境 問 題 が 火 種 に


中国では若い層を中心にインターネットを備えている家庭が

非常な勢いで増え続けており、現在景気対策として政府が

力を入れている家電下郷制度でも、パソコンが対象に

追加されたこともあり、幅広く農村部までにも普及する

スピードが加速することでしょう。

農村部で限られた地域でしか表面化しなかった環境汚染

問題が、インターネットの書き込みやブログを通じて

瞬時に全国的に人々の知るところとなり、抗議活動も

大規模化する傾向にあるようです。

先日福建省では、環境汚染に抗議する人たちが1万人

規模で集会を開き、警備の警察隊2000人とにらみ合う

事件があったと伝えています。

特に最近汚染問題で深刻なのは、金属関連の精錬工場

などから垂れ流されている排水による中毒事件のです。

8月20日には陝西省鳳翔県で鉛を含んだ水から児童

615人が鉛中毒に罹り、うち166人が重症。

また、湖南省武岡市では、マンガン精錬工場からの排水で

約2000人近い子供のうち、1350人余の子供の血液に

基準値を超える鉛が含まれている事件が発生しています。

更に、湖南省瀏陽市ではカドミウムにより、工場の周辺に

住む1600人中500人以上がカドミウム中毒に。

大規模な事件では紅蘇省邳州では50万人が水質汚染に

よるヒ素中毒になっているなどのニュースが絶えません。

浄化設備を備えずに垂れ流しが50%を超えている

実態からすれば、単なる公害では済まされない現況です。

2009年9月23日水曜日

ブッソウゲの花


ブ ッ ソ ウ ゲ の 花



散歩のコースを変えて山手の方へ向かったいたときに

軒下から道に大きく張り出したブッソウゲの木に、真っ赤な

大輪の花が幾つも付いていました。

まるで太陽から送られてくる電波を受信するパラボラ

アンテナのような形を備えていて、花弁のお椀で集めた

電波を、受信機のように突き出ている雌蕊が受信する

形が面白いですね。

薄桃色などピンク系のハイビスカスは、あちこちで見掛け

ますが、真っ赤な花に出会うのは、珍しいことです。

最近では、園芸種のハイビスカスが圧倒していて、古来の

色を残している赤は、少なくなっているようです。

沖縄では古くから、この赤い色のブッソウゲが主流で

あったようで、よく株が分かれて枝を張り、年中花を咲か

せるので生垣にして植えられている写真を見かけます。

3000とも5000とも言われている種類がある園芸種の

ハイビスカスは、ハワイの州花として有名ですが、原産地は

はっきりせず、暖かいインド洋の島々らしいです。

沖縄には古い時代に渡来していますが、本土へは江戸

時代になってからのことです。

元来、暖かい地域の木であったので、耐寒性を備えてるまで、

改良されるには、少なからぬ時間も必要だったのでしょう。

花の名前の由来は、エジプトの美を司る神のヒビスに

由来し、英名のハイビスカスとなりました。

花言葉が、あなたの愛を信じます、とありますから、突然

ハイビスカスを贈られると、戸惑いますね。

2009年9月22日火曜日

中国 新型インフル患者が数千万人にも

中国 新型インフル患者が数千万人にも


中国衛生省の当局者の発表では、中国国内での感染

確認者数は9月10日現在7000人弱であり、各地で

集団感染も発生し、都市部から農村部への拡大が

見られるとして、感染防止に備えた対策を要請しています。

また、これから冬場に向かうこともあり、感染者数は

数千万人に及ぶ可能性があると注意を呼びかけています。

国内ではワクチン接種に備えたワクチン製造が急ピッチで

進められており、今月中には人口の1%、1千300万人分の

ワクチンが製造される予定です。

この数量は日本の年内の製造予定数量ですから、いかに

ハイペースで製造が進められているかが判ります。

10月1日の国慶節は、中国の建国60周年に当る記念日で

あるため、大規模な祝典が行なわれます。

この祝典のパレードの参加者には、感染防止に備え

最優先でワクチンが接種されることが発表されています。

優先順位は、子供、妊婦、持病のある人と医療関係者が

優先され、次いで警察や軍関係者となっています。

軍隊内での集団感染の様子が伝えられていましたが、

やはり、若い人たちの集団感染が深刻なようです。

空気が乾燥していることもあるのでしょうが、概して

手洗いの習慣が薄い国情もあり集団感染の危険性は

日本に比べれば高いようです。

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2009年9月21日月曜日

ブドウは成人病予防の味方に

ブドウは成人病予防の味方に

お店の店頭にはモモに引き続いてブドウが並ぶように

なり、ブドウの季節の到来です。

巨峰やピオーネなどの大粒のブドウは質量感があり、

甘味も十分備えていて、晩夏からは果物の主役です。

モモはメタボリックシンドロームの予防にとっては力強い

見方でしたが、ブドウもモモに劣らず、ガンや脳卒中の

予防などに有効な成分を備えていて、これもまた、成人病

予防にとってはうれしい味方の果物です。

ブドウといえばポリフェノール、このお蔭で赤ワインが

ポリフェノール摂取の代表格になっていますが、要するに

川に含まれているので、赤ワインの場合は皮付きの丸のまま

つぶしてワインを醸造するので、良いとされているのです。

動脈硬化脳梗塞を防ぐ抗酸化作用を備えていて、20年ほど

前から、急速に世界中に広まりました。

ポリフェノールだけでなく、ブドウにはエネルギー源となる

ブドウ糖などの糖質が豊富に含まれていて、体内への

吸収が早いので疲労回復には非常に有効です。

これは酒石酸というブドウ特有の成分が含まれているからで

豊富なクエン酸などの有機酸と共に疲労回復を早めてくれます。

最近では、ブドウ糖の白い結晶がお菓子屋さんの店頭にも

並ぶようになり、スポーツやハイキングなどのお供をします。

また、酒石酸は腸内を弱酸性にしてくれるので、結腸がんを

予防してくれる働きも備えている優れものです。

干しブドウは、植物繊維やビタミン、カリウムやカルシウムも

含んでいて貧血や骨粗鬆症の予防にも有効です。

モモに負けず、成人病予防に頼もしい味方なのです。

2009年9月20日日曜日

トキの第2回放鳥が間近

  (画像 up road XX)
滝  油絵  10号


第2回目となるトキの放鳥を目指して、オス8羽、メス

12羽が、放鳥後の生活に備えて、飛行や餌を獲る訓練

ために造られている大型のゲージに移されました。

昨年の9月25日に第1回目の放鳥が行なわれて、オス・

メス10羽づつが、1981年に佐渡に居た最後の5羽が

捕獲されて以来27年ぶりに、トキが空を舞う美しい姿を

披露したのです。

放鳥に備えて、餌場造りなど地域を上げてトキの生活環境

整備に努力を続けてきた人たちの願いも通じず、地元に

居付かずに本州側に渡り、それぞれがばらばらになって

しまいました。

結局目指していたツガイも出来ず、初回での繁殖への

試みはお預けとなってしまっています。

残念ながらメス1羽が死んでいるのが確認されている

こともあり、今回は20羽中に、メス12羽と多くして、今度

こそは、自然界での繁殖が実現されるように期待を込めて

放鳥が行なわれることになりました。

トキの故郷である、中国の陝西省では人工繁殖が順調に

進んでいて、自然に帰ったトキも地域の人たちに暖かく

見守られながら、数が順調に増加し続けています。

日本国内では絶滅した後に、1999年に中国から贈られた

ツガイから、今年6月には162羽にまで増えています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2009年9月19日土曜日

また食の「安全と安心」に不安が

 (Up road  XX)
初夏の渓谷  油絵  10号

18日に、ニュースで花王のエコナシリーズの全商品が

回収されることを報じていました。

このシリーズの年間売上額が200億円で、植物油では

売上ではトップだそうですから、並みの話ではありません。

身体に脂肪が付き難い植物油というキャッチフレーズで

肥満防止の健康食品として売上を伸ばしてきました。

脂肪分が付き難いから人気があったのですが、その成分を

備えていることが問題だったのです。

2002年(平成14年)にはヨーロッパでは発がん性の

危険性が言われていたために厚生労働省では、安全性の

確認の調査を始めていました。

植物油に含まれているグリシドール脂肪酸エステルを

化学分解する時に生まれるグリシドールには発がん性が

ある恐れが高いとして、問題になっていました。

2005年(平成17年)に厚労省は、高濃度にジアシル

グリセロール(DAG)を含む食品の健康への影響調査の

報告では、発がん性、またはがんの発生を促進させる

成分である証拠は認められていないと結論付けました。

しかし、今年3月にドイツの研究所のCVUAが、検証では

グリシドールに発がん性の可能性があるとされている

限り、乳幼児の粉ミルクやマーガリンなどに使用されている

植物油に含まれるくれクレシドールを危険限度を越える

1mg/kgの量を摂取する可能性が高いと警告を出しました。

一般メデイアだけでなく、主婦連からも11日に発売禁止

措置の要望が厚労省や消費者庁に出されています。

自民党の人気者であった舛添、野田両大臣の大きな

置き土産となりそうな気配です。

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2009年9月18日金曜日

どうなる日本航空

一條の滝  油絵  10号




高コスト体質で、銀行からの追加の借金も難しくなり、

首が回らなくなった日本航空の先行きが怪しくなって来ました。

金融危機に続く新型インフルエンザなどで海外への

出張や旅行客が減ったことが、息の根を止めることに

つながってきたのです。

営業による収入で、必要な営業経費を賄えない営業赤字が

ずっと続いていて、来年の6月までに手当てを必要とする

借入金の返済や社債償還資金の1800億円の目途が

立たず、年末までに必要となる1000億円の資金の

備えも危なくなっているのです。

民主党政権では、国交省が自民党と進めてきた地方空港の

建設によるムダ遣いや不要不急の公共j事業の見直しを

掲げていて、官僚の天下りや不明朗な資金バラマキを

洗いだし、官僚支配体質の浄化を目指しています。

日本航空の路線の削減や減便も、空港のある地元議員の

エゴで改善が進まず、結果として航空会社の経営を

圧迫し、ゆがめる要因になっているのです。

民主党の中には、日本航空を解体してでも、航空行政を

刷新し、国交省の癒着体質を切り崩して官僚支配体制を

改善するきっかけとしたい考えを持つ議員も少なくありません。

新政権が誕生するまでにとデルタ航空から500億円の

提供を受ける資本提携やアメリカン航空との提携強化策

などなどなりふり構わず自己防衛に備えた行動に盲進する

姿には、国民が求めるナショナルフラッグとは何か、の観点が

抜け落ちてしまっています。

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2009年9月17日木曜日

やはり怖い新型インフル

春の里川  油絵  10号






9月に入って、新型インフルエンザは国内で第2波となって、

感染の勢いを増し、拡大し続けています。

ともすれば、非常に強い感染力を備えていても、症状は

軽いと判断されがちです。

5月の第1波の時には、マスクや消毒液を求めて、薬局に

押しかける人や、マスクをして感染防止に備える人が多く

記事にもなり、目に付いたものでした。

行き渡っているのかも知れませんが、ドラッグストアには

マスクが多く積まれていますが、しかし、通りの雑踏でも、

マスクをしている人は、せいぜい1~2割程度です。

治療に当る第一線の医師からは、新型インフルは季節性の

インフルに比べて、呼吸障害を起こす子供が多いことに

特に注意が必要だと話しています。

持病がない健康な子供が、高熱を出して数時間後に

呼吸困難な症状になるケースが多く、中には診察待ちの

30分ほどの間に症状が急変した例もあるので、常に

呼吸の状態に注意を払うことが大切だとしています。

呼吸が荒くなったり、鼻をピクつかせたりした時には

早く医師の診察を受けるようにと注意を呼びかけています。

また、インフルエンザ脳症を発症する子供も、多いそうです

から、こちらも要注意です。

呼びかけに対して、反応に異常があれば、一刻も早く

医師の診察を受けることです。

死亡率が15~30%と高く、後遺症率も高いので、特に

4~9歳の子供には注意が必要です。

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2009年9月16日水曜日

連休の中国旅行は要注意

春の山川  油絵  10号 



土曜日からだと5連休となり、夏休みの海外旅行を、この

連休に変えた人も多いようです。

円高もあり中国旅行は割安感がありますが、この季節には

絶対味わいたかった北京秋天は遠い昔の夢になりました。

最近は、むしろ新型インフルエンザ感染への備え

欠かせない情勢になっています。

都市圏を中心に集団感染が多発していて、日本以上に

感染が広がる可能性があります。

風邪のウィルスは元来、寒さと乾燥を好むために、空気が

乾燥している中国の北部や西部地域では、特にマスクに

よる感染防止の備えが欠かせません。

偽物の天国ですから、風邪薬や頭痛薬、胃腸薬などは

最低限の備えはしたいものです。

風邪を引いて薬を買って来てもらったのですが、店員に

これが良く効くといって勧められた薬が「コンタック」。

良い薬として名前が通っているのか、真っ赤な偽物で

同じようなものが2~3あるが、こちらの方が良いとか。

特に食べ物には注意が必要で、これからがシーズンの

カキは、酵母で発酵させて膨らませ、柔らかくしたり

ヒツジの肉の串焼きは、アヒルの肉を羊脂に漬け込んで

臭い付けをしたものが一般的だと料理人の話。

ひどいのになると羊の尿で臭いを付けるというから驚き。

骨董品市場では、普及品は99%が偽造品で、高額品は

盗掘品や密輸品が多く、購入が不法行為につながることも。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2009年9月15日火曜日

ヒガンバナも咲き始める

湖畔の秋  油絵  10号



稲に穂が出始めて、森から抜けて来る風に、少し涼気が

感ぜられると、よく見ればやはり田んぼの雰囲気にも

お盆の頃から比べると変化が出てきています。

ヒガンバナが咲き出したというニュースがありましたが

緑一色の畦には、未だそれらしい赤い色は見当たり

ませんが、それでも数は少ないとはいえ幾つかの

アキアカネが勢いよく舞っています。

本格的な秋に備え準備が山里では足早に進んで

いる様子です。

昨年紅色一色に染まった奥の田の高い畦がヒガンバナに

埋め尽くされるのも、そう遠くではないことでしょう。

農家の庭の縁に真っ白なタマスダレが、足元を照らす

ライトのように咲いていました。

このタマスダレも、ヒガンバナの仲間ですが、こちらは

夏最中から元気に咲いています。

このタマスダレにも、ヒガンバナと同様に、鱗茎に毒が

含まれていて、誤って食べるようなことがあると、激しい

嘔吐に見舞われ、ひどい時には痙攣を起こすことが

あるそうですから、注意が必要です。

やはり、畑や庭へのモグラの侵入に備えた防御の目的が

あって、列状にタマスダレが植えられているのかな、と

想像もしましたが、夏の涼しさの効果の方が大きいでしょう。

庭には薄紅色のフヨウの花が、丁度、満開です。

2009年9月14日月曜日

ハイビスカスが花盛り

秋の渓谷  油絵  10号



通勤や散歩でとおる住宅地や公園などでは、ハイビスカスが

満開の時期を迎えています。

特に、目に付くのは柔らかなピンク色を備えた種類の

八重咲きで、豪華な雰囲気を持っています。

ブッソウゲに似た濃い赤色の八重咲きもありますが、園芸

品種の庭木などには、やはりピンク系が好まれるようです。

中国の明代(1368~1644)の後半頃になって、神話の

木であった扶桑が、この佛桑花・ブッソウゲを指すように

なったようですが、扶桑とは日本を指す言葉でした。

扶桑は戦艦の名前としても登場しています。

また、徐福が秦始皇帝に命じられて、東の蓬莱の国に

不老不死のを求めて旅立ったのは、東方の遠い海上に

仙人の住む島があるとの伝説があったからでした。

この頃から扶桑伝説があったようで、東の海上、遥かな

果ての日の昇るところには扶桑と呼ばれる木があると

信じられていました。

倭が地理的に扶桑国の条件を備えている、東方海上に

ある国であることが理解できるようになっても、中国の

歴代皇帝にとっては、倭は蛮人の住む国であり、扶桑国と

することはありませんでした。

江戸時代の学者、荻生徂徠は扶桑国は、関東地方を

指しているとの説を主張していました。

こうしたこともあって、日本では都合の良いようにこじつけて、

扶桑が日本の別称であるとしたのです。

2009年9月13日日曜日

新型インフル感染拡大

黄葉のカラ松林  油絵  10号




例年のインフルエンザの流行期を迎えて、北半球での

感染拡大が心配されています。

全世界では報告された感染者数が30万人に迫ろうとし

死者数は3200人を越えています。

日本でも、9月に入り新学期と共に子供達の間での感染が

拡大する傾向が見られ、拡大防止に備えた対策が強く

要望されていますが、WHOの報告では、学校などでの感染

拡大防止には、早めの休校措置が有効だとしています。

これまでの感染状況を検証した結果では、学校が感染

拡大の原因になっているケースが多く、地域全体の感染

拡大を抑えるためにも、休校措置を取ることを勧めています。

日本では11月頃からワクチンの投与が始まりますが

従来から2回接種が基本とされていましたが、アメリカの

厚生長官の発表では、ワクチン接種は、1回でも十分

効果があるようです。

もし、1回でよければ、より多くの人に、より早く接種が

行なうことが可能になり、深刻な重症化への備えになる

明るい話です。

一方、新型インフルエンザに対する有効な治療薬である

タミフルに対して耐性を備えたウィルスに感染した患者から

他の人に感染する、耐性ウィルスの人から人への感染が

アメリカで初めて確認されて、懸念が広がっています。

耐性ウィルスによる感染は日本などで13件が確認されて

いますが、人から人への感染確認はこれが始めてです。

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2009年9月12日土曜日

新型インフル 早期治療が肝要

山水蓬莱図  油絵  10号



ワクチンの投与計画がやっと決まり、来月から本格的な

接種が開始されることになりました。

医療現場の先頭に立つ人たちから優先して接種が開始

されることになります。

新型インフルエンザに感染した場合に重症化しやすい

糖尿病などの持病がある人たちも優先してワクチン接種を

受けることになっています。

9月4日現在で全世界で2800人超の人が死亡しており

アジア値域では、その前の1週間に比べて死者が2倍

以上に急増しています。

WHOの医務官の報告では、持病がある人が重症化し易く

死亡につながる比率が高いとの結果が出ているとされて

いるが、実際は健康な人の死亡の比率がもっと高いのでは

ないかとしています。

国によっては、過去に高血圧糖尿病などの症状が

あった人が健康を取り戻している人でも、これらの病歴や

既往症のある人を、病状があるとするグループに加えて

報告されているケースがあり、本来なら健康人であるべき

グループとして統計されるべきとしています。

タミフルなどの薬品の備えも十分である日本では、各個人は

健康を過信せずに、早めに治療を受けて重症化しない

ように備えることが必要であると強調しています。

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2009年9月11日金曜日

新型インフル 学校を直撃

花と塔  油絵  10号



新学期を迎えて学校が本格的に再開された9月5日までの

一週間に全国で、772学級が閉鎖されました。

5月の新型インフルエンザが流行し始めた頃に休校措置を

とった地域では、8月の最終の週から授業を始めた学校が

多くありましたが、9月入りと共に感染者が急増しています。

学校側では、新学期に備えて感染者拡大の阻止対策を

講じて来ましたが、1週間で学級閉鎖数が2.8倍になりました。

特に、都市圏で多く、東京の127、大阪66、兵庫50、そして

猛威を振るっている沖縄が45学級となっています。

教室で並んで座っている順番に連鎖的に感染者が出ている

状況が報告されていましたが、感染防止に備えて保菌者を

登校させない抜本的な対策が必要です。

9月第一週に感染した子供から次に感染が広まる連鎖の

ピークが9月の中旬とされてきましたが、感染力の強さから

むしろこの時期以降の感染者増加が懸念されます。

WHOの報告でも、9月4日現在で全世界の死者数が

2837人となり、感染は180の国と地域に広がっています。

南北アメリカの死者数が2234人と多く、アジア・大洋州では

467人と少なく見えますが、この地域では一週間に2倍

以上に急増しています。

患者が急増していたチリやニュージランドでは、冬が終りに

近づいてピークを越えましたが、日本を始めとしてアジア

地域では、これからが冬を迎え、例年のインフルエンザ

流行最盛期に向いますから、地域や家庭を軸にした一段の

感染防止に備えた取組の強化が必要です。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?







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2009年9月10日木曜日

ワクチンが足りません

黄葉の渓流  油絵  10号



厚生労働省が発表した新型インフルエンザのワクチンの

接種に備えた計画では、医療従事者と妊婦がそれぞれ

100万人を含めて、5300万人の接種量の確保が

必要だとしています。

しかし現状では、当初の計画3000万人にも遠く及ばず

接種計画量の1/3にも満たない数量です。

緊急に必要とする人や第一線で防疫や救護などの仕事に

従事する人たちなど接種の順位を決める手続きも9月から

始まりますが、既に全国的に蔓延している状況で、さらに

感染が拡大が避けられず、5人に1人の予想も、最悪では

感染者が50%にも達するとの予測すら出ている現状では

絶対的なワクチン不足は深刻な国民的課題です。

厚労省では、緊急輸入に備えて、安全性の検証手続きを

省略する「特例承認」制度を適用を適用するために、

安全性のデーターなどの情報収集に乗り出しました。

新型インフルは、何も日本だけの問題ではなく、世界では

既に2000人を超える死者が出ており、ワクチン不足は

深刻です。

日本のワクチン買い漁りは、世界のワクチン不足を、一層

深刻化させることになります。

WHOの担当者は、ワクチンの製造能力を備えている日本は

今回の事態を予測して、世界の国々への支援のために

もっと早くからワクチン増産の態勢を取るべきだった、と

対応の悪さ、先進国としての責任意識の欠如を名指しで

非難しています。

2009年9月9日水曜日

山のアキアカネ

山中の滝  油絵  10号


暑い日が続いたお盆休みの一日、少しでも山の涼しさをと

ログハウスなどの備えのある高原に向いました。

一面の生えているススキの上を周囲の峯から、時折吹き

降ろしてくる風には冷気も感じられて癒しの一日でした。

高原にの遊歩道に沿って丘に登れば、周囲の山々が

見渡せ、風に吹かれて岩に腰掛けて休む時の気分の良さは

汗をかきながらやって来た者だけが味わえるものです。

草原には背の高いアシタバの白い花が見え、所々に

ナデシコやコオニユリの紅い花が咲いていますが、ハギは

まだ壷をつけている状態です。

湿原の周辺ではアキアカネが飛んでいて、何となく秋の

雰囲気を感じさせてくれます。

その中に一匹が、前を行く家内の帽子の上に止まったまま

離れようとはしません。

一度飛立ったものの、直ぐに戻ってきて同じ場所に止まり

そのまま3~400mもススキの中を進みました。

今度は何を思ったか差し出した右手の甲に場所を替えて

羽根を下げたまま、安心しきった様子でとうとう、遊歩道に

備えられたベンチが置かれている場所までやってきました。

他の人も集まって来て、何が気に入ったのかと、いっとき

話に花が咲きましたが、話し声がうるさかったのか、やがて

飛立ってゆきました。

1~2ヶ月もすれば、里に下りてきて空き地や公園で

群れて飛んでいる姿にお目にかかれるようになるでしょう。

2009年9月8日火曜日

デフレ傾向が鮮明に

初夏の里川  油絵  10号




金融危機が表面化したから一年がたち、急降下した経済は

なかなか底打ちをした気配を見せず雇用情勢はむしろ

深刻化しています。

収入が減少すれば、購買意欲のあるなしではなくて

日常生活に直結した消費財にも、出来る限り出費を抑えて

イザという時に備えようとするのは、庶民とっては当然の

自衛手段です。

一人ひとりの、このような消費性向が消費物価の下落を

呼び起こしています。

総務省が発表した報告では7月の消費者物価指数が

05年を100とし、生鮮食料品を除いた指数で100.1と

なり、前年同月比では2.2%の下落となり、3ヶ月連続の

過去最高の下落率の記録となっています。

金融危機が一般庶民の収入の減少や雇用不安を直撃する

以前の時期との比較ですから、春以降、国民がこの不景気を

いかに深刻に受け止めているかを示しています。

過去の記録では01年5月の1.0%下落が最高であった

そうですから、5ヶ月連続の下落で、しかも3ヶ月連続で

過去の記録を塗り替える下落幅が続くのは、異常と言えば

異常ですが、それ以上に欲しいものも買えない生活の

現実があります。

ガソリンや灯油などの石油製品価格の下落が大きかった

ことも影響していますが、薄型テレビやノート型パソコン、

外国のパック旅行などの下落幅が顕著ですが、これらへの

出費などは考えていられない生活不安があるのが現実です。

明日に備え生活を守ろうとする現状は、悲しいことに

忌まわしいデフレへの道でもあるのです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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