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2009年9月13日日曜日

新型インフル感染拡大

黄葉のカラ松林  油絵  10号




例年のインフルエンザの流行期を迎えて、北半球での

感染拡大が心配されています。

全世界では報告された感染者数が30万人に迫ろうとし

死者数は3200人を越えています。

日本でも、9月に入り新学期と共に子供達の間での感染が

拡大する傾向が見られ、拡大防止に備えた対策が強く

要望されていますが、WHOの報告では、学校などでの感染

拡大防止には、早めの休校措置が有効だとしています。

これまでの感染状況を検証した結果では、学校が感染

拡大の原因になっているケースが多く、地域全体の感染

拡大を抑えるためにも、休校措置を取ることを勧めています。

日本では11月頃からワクチンの投与が始まりますが

従来から2回接種が基本とされていましたが、アメリカの

厚生長官の発表では、ワクチン接種は、1回でも十分

効果があるようです。

もし、1回でよければ、より多くの人に、より早く接種が

行なうことが可能になり、深刻な重症化への備えになる

明るい話です。

一方、新型インフルエンザに対する有効な治療薬である

タミフルに対して耐性を備えたウィルスに感染した患者から

他の人に感染する、耐性ウィルスの人から人への感染が

アメリカで初めて確認されて、懸念が広がっています。

耐性ウィルスによる感染は日本などで13件が確認されて

いますが、人から人への感染確認はこれが始めてです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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