例年のインフルエンザの流行期を迎えて、北半球での
感染拡大が心配されています。
全世界では報告された感染者数が30万人に迫ろうとし
死者数は3200人を越えています。
日本でも、9月に入り新学期と共に子供達の間での感染が
拡大する傾向が見られ、拡大防止に備えた対策が強く
要望されていますが、WHOの報告では、学校などでの感染
拡大防止には、早めの休校措置が有効だとしています。
これまでの感染状況を検証した結果では、学校が感染
拡大の原因になっているケースが多く、地域全体の感染
拡大を抑えるためにも、休校措置を取ることを勧めています。
日本では11月頃からワクチンの投与が始まりますが
従来から2回接種が基本とされていましたが、アメリカの
厚生長官の発表では、ワクチン接種は、1回でも十分
効果があるようです。
もし、1回でよければ、より多くの人に、より早く接種が
行なうことが可能になり、深刻な重症化への備えになる
明るい話です。
一方、新型インフルエンザに対する有効な治療薬である
タミフルに対して耐性を備えたウィルスに感染した患者から
他の人に感染する、耐性ウィルスの人から人への感染が
アメリカで初めて確認されて、懸念が広がっています。
耐性ウィルスによる感染は日本などで13件が確認されて
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