恐竜の住んでいた世界
夏休みの自由研究で古代のことを研究課題にした子供
たちも多かったことでしょう。
古墳や遺跡など比較的身近にある対象なら取組み
易いですが、外国のことでは興味は募っても難しいです。
そんな中で、蒙古から中国に広がるゴビ砂漠の中に
6000万年から7000万年前に、恐竜が栄え、そして
絶滅していった時代の恐竜達の化石が多く出る場所があり
岡山の研究所が10数年も前から発掘を続けています。
蒙古の南部地域の砂漠の中に発掘地があります。
中国でも大きな話題になりましたが、恐竜の卵も出土
しており、恐竜の赤ちゃんから巨大な恐竜の化石もあります。
恐竜の種類や生態を知る条件を備えていて、ここは
恐竜好きの人にはわくわくするような発掘現場です。
卵が産み付けられた巣、孵ったばかりの赤ちゃん、巣から
這い出す時に、どんな事件が起こったのか想像が付き
ませんが砂から這い出す赤ちゃんと同じ方向に頭を
並べている10数匹の赤ちゃん恐竜の化石があります。
今も地上にごろごろと転がっている化石が見られる地域も
あって、絶滅期はどのような状況であったのでしょうか。
研究所は最近、この時代に育っていた植物の花粉や胞子の
化石を22種類も見つけました。
絶滅の400万年ほど前の時期に当るそうですが、恐竜が
絶滅してゆく過程で、どのような環境で生育していたかを
研究する上で、重要な発見だそうです。
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