朝日の富士山 油絵 10号
揺れは、500Kmも離れている京阪神でも震度3から4の
揺れを感じたと聞いた記憶があります。
丁度昼ごはんの準備をしていて、かまどの火を消そうか
どうしようかと、揺れの中でうろうろしたということでした。
10万5千人といわれている犠牲者の多くは、家屋などの
倒壊によるものではなく、その後の火災によるものでした。
火を出さないための備えは欠かせませんが、もし、火災が
発生した時の避難については、事前に十分チェックし、
特に高層住宅では、階段やエレベータが煙突の働きをして
炎や煙が上がってくることも考えておかねばなりません。
特にオフィスビルのように多くの人たちがいる時間帯では、
エレベーターが使えなくなり、階段を利用することになり
相当の混雑が予測されます。
9.11.テロの時には、脱出するのに30分以上もかかり
また、間に合わずに犠牲になった人も少なくありませんでした。
特に、下層階にレストランなど火を使う店や、燃えやすい
商品を扱う店舗がある場合は、火と共に煙が充満して
脱出を妨げることにもなりますから、最悪のケースも
想定した訓練をして、非常時に備えることが大切です。
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