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2009年9月2日水曜日

脱出の訓練は?

朝日の富士山  油絵  10号



マグニチュード7.9であったといわれる関東大地震

揺れは、500Kmも離れている京阪神でも震度3から4の

揺れを感じたと聞いた記憶があります。

丁度昼ごはんの準備をしていて、かまどの火を消そうか

どうしようかと、揺れの中でうろうろしたということでした。

10万5千人といわれている犠牲者の多くは、家屋などの

倒壊によるものではなく、その後の火災によるものでした。

火を出さないための備えは欠かせませんが、もし、火災が

発生した時の避難については、事前に十分チェックし、

訓練をしてイザという時に備え必要があります。

特に高層住宅では、階段やエレベータが煙突の働きをして

炎や煙が上がってくることも考えておかねばなりません。

特にオフィスビルのように多くの人たちがいる時間帯では、

エレベーターが使えなくなり、階段を利用することになり

相当の混雑が予測されます。

9.11.テロの時には、脱出するのに30分以上もかかり

また、間に合わずに犠牲になった人も少なくありませんでした。

特に、下層階にレストランなど火を使う店や、燃えやすい

商品を扱う店舗がある場合は、火と共に煙が充満して

脱出を妨げることにもなりますから、最悪のケースも

想定した訓練をして、非常時に備えることが大切です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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