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2009年9月3日木曜日

隣組や地域の援け合いは?

ひまわりと富士山  油絵  10号



防災の日に合わせて、各地でイザという時に備え

避難訓練などが幅広く行なわれました。

特に、一人暮らしや行動に自由が利かないお年寄りの

居る地域では、被災や怪我の有無など、隣組同士での

安全確認のネットワークが重視されています。

都会ではプライバシーの保護ばかりを前面に出して

他人が入ることを嫌う風潮が強いですが、アパートや

マンションは、1棟毎がイザという時の共同避難生活

単位となります。

日常から最低限のプライバシーを公開しておいて、隣組

意識を持っておくことが、イザという時の備えにつながります。

特に、大きな地震によって孤立した市街地や都心では

自治体が要請している3日間を自活して救援を待たねば

なりませんから、近隣や隣組の援け合いは不可欠です。

大地震が予測されている地域では、マンションの管理

組合や町内会で救難道具類を備えて保管倉庫を持って

いる所もあります。

公園や空き地の一角を利用して、プレハブの倉庫を

置いていて、所によっては発電機や浄水機器まで備えて

いたり、一定量の飲料水や非常食を備蓄している準備

万端の町内もあります。

マンション住民には、こうした備えが遅れていますが

最低、地震によりドアが開かず、閉じ込められた時に

備えた工具類の準備だけはしておくべきでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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