富士山と蓬莱山 油絵 10号
稲に穂が出始めて、森から抜けて来る風に、少し涼気が
感ぜられると、よく見ればやはり田んぼの雰囲気にも
お盆の頃から比べると変化が出てきています。
ヒガンバナが咲き出したというニュースがありましたが
緑一色の畦には、未だそれらしい赤い色は見当たり
ませんが、それでも数は少ないとはいえ幾つかの
アキアカネが勢いよく舞っています。
いる様子です。
昨年紅色一色に染まった奥の田の高い畦がヒガンバナに
埋め尽くされるのも、そう遠くではないことでしょう。
農家の庭の縁に真っ白なタマスダレが、足元を照らす
ライトのように咲いていました。
このタマスダレも、ヒガンバナの仲間ですが、こちらは
夏最中から元気に咲いています。
このタマスダレにも、ヒガンバナと同様に、鱗茎に毒が
含まれていて、誤って食べるようなことがあると、激しい
嘔吐に見舞われ、ひどい時には痙攣を起こすことが
あるそうですから、注意が必要です。
やはり、畑や庭へのモグラの侵入に備えた防御の目的が
あって、列状にタマスダレが植えられているのかな、と
想像もしましたが、夏の涼しさの効果の方が大きいでしょう。
庭には薄紅色のフヨウの花が、丁度、満開です。
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