雲海と富士山 油絵 10号
仕事がなくて日常生活に困っている人が多いこの世の中で
人手が見つからず困っているところがあると聞くと、本当かな、
と思わず聞き返してしまいます。
今度の選挙で大勝した民主党では、解散時の113議席が
一気に2.7倍にもなる308議席となり、143人もの新人
議員が誕生しました。
自民党は反対に296議席が119議席と177減に。
国からは議員一人当り3人の公設秘書に対して定額の
給与が支払われるものの、秘書は事務処理や渉外の
能力を備えておれば誰でも良いとは行かないのです。
問題なのは政策秘書です。
政策秘書になるには合格率が1割といわれている厳しい
資格試験を受けて合格するか、公設秘書を10年以上
経験していなければなりません。
予算や行政、更に国会運営などに精通している条件を
自民党では170人超の議員が資格を失っているので
失職した政策秘書を雇えば良いではないか、との意見も
ありますが、対立政党で働いてきた政策秘書を、おいそれと
雇うわけには行かないのです。
民主党の極秘事項や政策方針などが漏れることや、
事務的に割り切って新しい職場の方針に沿って働くと
言われても、やはり過去のしがらみが懸念されるからです。
民主党の人材不足に対して、自民党では失職する秘書や
事務職員が2000人にも達すると言われている人たちの
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