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2009年9月22日火曜日

中国 新型インフル患者が数千万人にも

中国 新型インフル患者が数千万人にも


中国衛生省の当局者の発表では、中国国内での感染

確認者数は9月10日現在7000人弱であり、各地で

集団感染も発生し、都市部から農村部への拡大が

見られるとして、感染防止に備えた対策を要請しています。

また、これから冬場に向かうこともあり、感染者数は

数千万人に及ぶ可能性があると注意を呼びかけています。

国内ではワクチン接種に備えたワクチン製造が急ピッチで

進められており、今月中には人口の1%、1千300万人分の

ワクチンが製造される予定です。

この数量は日本の年内の製造予定数量ですから、いかに

ハイペースで製造が進められているかが判ります。

10月1日の国慶節は、中国の建国60周年に当る記念日で

あるため、大規模な祝典が行なわれます。

この祝典のパレードの参加者には、感染防止に備え

最優先でワクチンが接種されることが発表されています。

優先順位は、子供、妊婦、持病のある人と医療関係者が

優先され、次いで警察や軍関係者となっています。

軍隊内での集団感染の様子が伝えられていましたが、

やはり、若い人たちの集団感染が深刻なようです。

空気が乾燥していることもあるのでしょうが、概して

手洗いの習慣が薄い国情もあり集団感染の危険性は

日本に比べれば高いようです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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