残雪の富士 油絵
関西電力は福井県に存在する9基の原子力
発電所の定期検査後の再開が認められず、また
稼働中の原発が検査に入ることを理由に夏の
ピーク時の電力不足の事態に備えて15%の
節電を要請した。
6月10日に、関西地域連合の声として、橋下
大阪府知事は、節電要請は受け入れられないとし
従来通り電力使用を続けると述べ注目を集めた。
以前から、電力不足の事態に備えて関電側に、
資料提供や説明の要請をしていたにも拘らず
唐突に、一方的な要請の発表にへそを曲げたもの。
今までは、節電は関東地方だけのことと、たかを
括っていた関西も、九州地方に続いて関電管内も
節電となって、テレビ番組の内容も節電の話題で
一気に賑やかになって来た。
原発の安全運転よりも、使用電力を減らす対策の
議論や話題が先行してしまっている。
関電から九州や中部への支援の見直しに加え、
関東への70~100万Kwの融通も当然、取消して
のことだろうから、東電管内では全停電回避に
備えて、今一度節電計画を見直して、節電量を
16~17%に引き上げる必要も出て来るだろうが。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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