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2011年6月23日木曜日

高速道路無料化社会実験が終わる

キスゲと青い山脈   絵画





6月19日の日曜日で、民主党政権の目玉政策の

一つが敢無く消えてしまった。

全面無料化は人気取り以外の何ものでもない

ばらまき政策だとの厳しい反論に、将来に備えた

社会実験ということで継続されていた。

地震や原発事故の災害復興支援に備えた資金に

回す必要性が出て、やむを得ず旗を降ろすことに。

だが、震災と原発事故の被災地への支援と言う

大義の旗印を備えて、東北地方一帯の高速道路に

限り罹災証明書提示を条件に無料化を継続。

トラックやバスなどの被災地復興目的に関連した

走行であれば無料としたのは当然と言えば当然だ。

罹災証明書発行や取得の混乱、不正使用など、

また、復興支援目的の証明の問題点を備え

いるが、国民の被災地支援の誠意を信じることだ。

ボランテイア活動のために被災地へ向かう車

だけでなく、東北地方の観光地への観光バスも

割引制度を設けて間接的な支援も必要だろう。

多くの人が集まって来易い支援策が待たれる。

 
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