雲海 油絵
中国では13.5億人の民を養うために、食料不足
時代の到来に備えて、穀物類を始めとする遺伝子
組替技術研究の取組みに非常に力を入れている。
小麦や大豆、トウモロコシなどの主要な穀物では
特に干ばつに強い種を造り出す研究が進んでいる。
安全性が確認されていない栽培実験段階のコメが
危険性を備えたまま、研究所から多量に市場に
流出し、加工品の一部が欧州にも輸出されて
世界的に大きな批判を浴びた事件もあった。
最近では、人間の母乳の成分を備えた乳を出す
乳牛を造り出す研究が進んでいるという。
既に300頭の親牛がいて、子牛も生まれている。
このウシの出す乳には、ヒトの乳が持つ免疫機能
成分も含んでいると言うから、母乳並みなのだろう。
メラミン牛乳事件が発生して以来、3年が経っても
未だに、市場にはメラミンが含まれた牛乳や粉
ミルクが出回っているため、国産粉ミルク離れが
著しい状態が続いている。
だから、母乳並みの牛乳の方が安全だと言い
切れるのかは非常に疑問が残るところだ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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