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2011年6月15日水曜日

原発依存管内からの脱出が始まる

蓬莱山と富士山  油絵






この夏は日本列島は電力不足が深刻化し、企業

だけでなく一般家庭でも生活の在り方が問われる。

東北電力、東京電力、関西電力、九州電力が

既に15%の節電要請をしている。

北海道電力は本州側への融通で余裕がなく、

浜岡原発を停めさせられた中部電力では水力や

火力の総動員でやりくりに追われている。

例年通りの発電体制を備えてのぞめるのは残る

北陸電力、中国電力と四国電力の3管内のみに。

夜も昼も24時間電源が必要な設備を備えた企業

にとっては、停電は即ち企業活動の停止になる。

特に大型コンピューターのサーバー機能を備え

いる銀行関係やデーター処理部門などでは

24時間稼働に備えた電力供給が欠かせない。

銀行関係は15%節電規制対象外だが、その他の

一般企業では厳しい立場に置かれている。

来年夏にも原発全停止の非常事態も避けられない

現状に、イザトいう時に備えて24時間稼働が必要な

部門だけを安定供給が期待できる北陸などへ

移転させる動きが出ており、部門単位の移動のみ

ならず企業ごと北海道などに移転する動きもある。

原発依存電力管内からの脱出が始まっている。

 
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