山中の渓流 油絵
大地震後に被災地のいわき市では市内で温泉が
噴き出したニュースが伝えられている。
温泉として認可される成分や温度などの条件も
備えている立派な温泉だ。
畑の真中からの噴出であれば、温泉地としての
開発計画などで明るい話題にもなるだろうが、
アパートの下からのお湯の噴き出しは迷惑この上
ない事件になっている。
湯気と臭いが立ち込める中での生活は困る。
地震で従来から流れていた地下湯脈が塞がれて
地層の隙間から地表に噴出したそうだ。
方や、地震で地面が至る所で陥没し、家の土台が
傾いた所も出ている。
こちらは、戦中戦後の燃料不足の時代に、地域や
各家庭がエネルギー不足に備えて自家用に
使用する亜炭を掘った穴や坑道跡が、後始末を
されずに放置されていたために、陥没したのだ。
特に、こうした採掘坑の跡が愛知県など中部地方
から近畿地方にかけても数多く存在すると言う。
予測されている東海から南海にかけての大地震が
発生した時には、予期せぬ多くの災害を引起す
可能性を備えていると警告している。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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