ひまわりと花瓶 油絵
消防庁が平成22年度に救急車を出動させた
回数が500万件近くあると報告している。
もちろん、病院に早く行かねばならない必要性を
備えている急病の人を対象にした出動だが、
事後調査では、そのうちの4割ほどが、緊急性を
備えていないものであったという。
独居の人が多くなり、身体の調子が悪くなれば
不安に駆られて救急車を呼ぶケースもあるだろう。
しかし、むしろ独居の人の方が、辛さに耐えて
辛抱するケースが多く、家族が症状の状況を
十分把握せずに救急車を呼ぶケースが多い。
増加し続ける出動に堪り兼ねて、出動1回当り
1000円頂きますと有料にすることを検討する
自治体の話も聞いたことがあるが。
仮に緊急性の低い出動を対象にして1000円
徴収すれば20億円にもなる。
交通事故、即ち救急車と結び付けて考えてしまう
けれども、出動内容では、急病に次いで多いのは
家庭内で階段や風呂などでの転倒事故による
負傷が69万件と交通事故より10万件以上多い。
家庭内での事故に備えた安全行動が必要だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿