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2011年6月28日火曜日

救急車出動 年間500万件

ひまわりと花瓶  油絵



消防庁が平成22年度に救急車を出動させた

回数が500万件近くあると報告している。

もちろん、病院に早く行かねばならない必要性を

備えている急病の人を対象にした出動だが、

事後調査では、そのうちの4割ほどが、緊急性を

備えていないものであったという。

独居の人が多くなり、身体の調子が悪くなれば

不安に駆られて救急車を呼ぶケースもあるだろう。

しかし、むしろ独居の人の方が、辛さに耐えて

辛抱するケースが多く、家族が症状の状況を

十分把握せずに救急車を呼ぶケースが多い。

増加し続ける出動に堪り兼ねて、出動1回当り

1000円頂きますと有料にすることを検討する

自治体の話も聞いたことがあるが。

仮に緊急性の低い出動を対象にして1000円

徴収すれば20億円にもなる。

交通事故、即ち救急車と結び付けて考えてしまう

けれども、出動内容では、急病に次いで多いのは

家庭内で階段や風呂などでの転倒事故による

負傷が69万件と交通事故より10万件以上多い。

家庭内での事故に備えた安全行動が必要だ。

 
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