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2011年6月27日月曜日

自然エネルギー利用は風力が評価される

初夏の里川  油絵





G8に出席した菅首相は、2020年台の早い時期に

自然エネルギーによる発電量を20%台にまで

高めるとし、太陽光発電パネルを備えた住宅を

1000万戸造るとぶち上げている。

そんな話は聞かされていないと関係閣僚からも

驚きの声が上がるほど、1000万戸は思いつきの

無責任発言となっている。

住宅の新築戸数や発電効率の悪さから来る

高コストで補助金なしでは話にならないからだ。

風力発電については、現在は10~14円/Kwと

原発や石炭発電の2倍ほどになっている。

だが、環境省の調査資料では、気ままな風任せで

あることを考慮しても、最大で原発の40基分
4000万Kw,少なくても14基分の発電が見込める

結果が出ていると報告している。

特に、安定的に強い風量が得られる条件を備え

いる場所が多い東北地方では、原発の3~14基

相当量の電力確保が可能と言うから、福島原発の

代替として期待の持てる話だ。

理屈の合わない太陽光発電の話より、世界の

先例を見ても風力発電の方が遥かに理に叶う。

また、価格的にも半減の可能性を秘めているのだ。

 
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