流沙浄土辺 油絵
生肉のユッケに付着していた病原性大腸菌の
O111により死者まで出した集団食中毒の記憶が
まだ新しい中、30日にドイツで2つの州にまたがる
大規模な集団食中毒事件が発生している。
既に溶血性尿毒症症候群による腎臓の機能低下
などで、14人の死者が出ており、感染者や感染の
疑いのある人が1400人もいるようだ。
患者の中には地元の人だけでなく、旅行者にも
感染が広がる国際性を備えた大規模さだ。
スウェーデンで36人の患者が見つかったほか
、
イギリスやオランダでも感染の疑いのある人が
見つかっており、旅行者はパニックになっている。
日本人旅行客は放射性物資を付着させている
危険性を備えているとして宿泊を断られるなどの
差別を受けているが、大腸菌となれば顔が見え
ないから、怯えも大きいことだろう。
どこから持ち込まれたか、何が原因かの犯人探しが
始まっているが、サラダに使用されたスペイン産の
キュウリに疑いが掛っており、スペイン政府が
反発している一方で、ロシアは早速、スペインと
ドイツからの野菜の輸入を禁止する措置を取る
など、周辺諸国に波紋が広がっている。
ドイツは見本市のシーズンで人の移動が激しい
時期だけに、日本人にも感染の可能性がある。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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