夕映えの富士山 油絵
5月末、ドイツ北部のニーダーザクセン州で発生した
病原性大腸菌「O104」による集団中毒事件で
ドイツ保健当局は、6月5日、同州内で生産された
モヤシが発生源であると表した。
この中毒事件では、当初、輸入されたスペイン産の
キュウリが疑われたために、スペインでは風評もあり
農産物の出荷が止まり、またロシアはスペインと
ドイツからの野菜類の輸入を禁止するなどEU圏では
不安が広がり大きな問題となった。
また、この日現在で、O104により溶血性尿毒症
症候群(HUS)を発症して死亡した人が21人となり、
感染者数は1526人と発表されている。
12カ国に感染が拡大し、スウェーデンでも死者が
でており、WHOを始め、EU各国では二次感染に
備えた防疫体制を敷き、厳戒が続いている。
今回の感染者には、成人女性が特に多い特徴を
備えているために、新型の可能性が高いという。
食中毒が発生し易い夏に向かう時期だけに、
十分な手洗いの実行など各人の用心が欠かせない。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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