赤富士 油絵
ドイツ北部で発生し、欧州の各国に広がった
溶血性尿毒症症候群(HUS) O104による
死者数は20人を超え、感染者数は1700人にも
達していると報告されている。
感染者が出ているスウェーデンやイギリスなどの
6月10日になって、ドイツの保健当局は、菌の
感染源がハンブルグから約70Km南に存在する
農場が生産したモヤシであることを特定している。
1996年に堺市で発生した集団中毒事件でも
やはり感染源としてモヤシが疑われた。
学校給食に使用された食材で、O157菌が拡散し
1万人を超える市民が感染している。
統計でも例年6月から9月の4ヶ月間は食中毒が
突出して多く、夏休み期間にピークを記録して
いることからも、家庭での発症が多いことが判る。
1にも2にも手洗いの励行であり、食材の取扱い
などへの備えが欠かせない。
加熱して食べるのが一般的な東南アジアの
食生活のあり方を学ぶことも必要だろう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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