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2011年7月4日月曜日

今夏は猩紅熱に注意

初秋の渓谷  油絵




猩紅熱(しょうこうねつ)と聞かされても見当が

つかいない程、今の日本では縁がない病気だ。

しかし、今でもれっきとした法定伝染病に指定

されている強い伝染性を備えた怖い病気だ。

特に乳幼児が感染し易く、感染すれば急激な

39度以上の発熱と共に咽喉部が腫れる。

やがて全身に赤い発疹が出るため、その様子が

猩紅に似るために猩紅熱と呼ばれている。

日本では抗生剤の備えがあるので大きな流行を

見ることはなくなっていた。

だが、最近香港を中心に大流行の兆しを見せて

おり、既に数千人の患者が出ている。

大流行の原因は、従来の抗生物資に対して

耐性を備えた遺伝子を持つ病原菌が出現した

ことによるものとされている。

このため、在来の薬剤では十分な治療が行え

ない恐れが高まっている。

この夏、香港や中国南部への旅行には十分な

備えが必要だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















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